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2008年3月30日 (日)

【boblog「マーキュリー通信」no.908「今年の巨人軍」】

 巨人が昨年の最下位ヤクルトに開幕3連敗を喫しました。

 Kif_2122 巨人は、ヤクルトの4番打者ラミレスと最多勝投手グライジンガー、更には横浜の守護神クルーンをトレードで獲得して、今年はダントツトップとの下馬評でした。

 開幕3連敗は原監督の作戦ミスです。優勝間違い無しの巨人軍は、どうどうと戦えば良いのです。ヤクルト3連戦の後、中日3連戦があるので、それを意識して、開幕投手にエース上原の代わりに敢えて高橋にしました。これが裏目に出ました。

 Kif_2120 第2戦はグライシンガーでした。今年は昨年の優勝チーム巨人のホームグランドでなく、ヤクルトのホームグランドの神宮球場という前代未聞の開幕スタートでした。
 ヤクルトを袖にし、恨みを持つグライシンガーをヤクルトの本拠地で敢えてぶつける愚を犯しました。しかも、不調のグライシンガーを長く引っ張りすぎました。6回表ノーアウト1塁の場面で当然代打が出ると思ったのですが、グライシンガーをそのまま出して、バント失敗。この嫌な雰囲気が結局最後まで尾を引き、敗戦の引き金となりました。

 第3戦は若手栂野を出しての敗戦。これも次の中日戦を意識して、エースクラス内海の温存をした為の敗戦でした。しかも第2戦で打ち込まれた西村を第3戦でも登板させました。救援陣の駒不足で悩んでいるわけでもないのにこの起用も疑問です。

 もし、私が監督なら、第1戦上原、第2戦高橋、第3戦は木佐貫か金刃、そして中日戦にはグライシンガー、内海の順でローテーションを組みました。今年の巨人軍の戦力なら、意表を突く起用など不要です。定石に従い、一手一手打っていけば、優勝は黙っても転がり込んできます。

 中日戦の後は、阪神との3連戦が控えているので、これなら上原を開幕戦に次いで使えます。

 さて、今年も巨人は昨年までと同じミスを繰り返しています。守備の下手なラミレス外野手の獲得です。これで若手の伸び盛り矢野や亀井の出場機会を奪っています。ファンは打つことしかできないラミレスが打つことより、若手の活躍を期待しているのです。又、守備力、走塁等全てを含めたエキサイティングな野球を期待しているのです。

 開幕3連戦で巨人は躓いたのですが、それほど悔しい気持ちはわきません。何故なら、エースと4番打者を奪われたヤクルトに対し、同情の気持ちがあります。そして、大幅戦力減の中で見せた高田新監督の采配にあっぱれです。

 せめてもの救いは、故障して戦列離脱の二岡の代わりに19歳の坂本がスタメン出場をしたことくらいです。ファンはベテランと移籍組、そして生え抜きの若手の活躍があって、野球を楽しんでいます。ただ優勝すれば良いというものでもありません。

 幸か不幸か、今年も主力選手にけが人が続出です。高橋由伸、谷、李、小笠原、二岡、阿部と余りにも多すぎます。従って、主力選手の戦線離脱の時にこそ、若手選手の活躍の場があるのではないかと密かに期待しています。

 一方、巨人戦の視聴率低迷の煽りを受けて、土日の試合が昼間に変わりました。私は第2戦だけ途中から観たのですが、試合途中で放映打ち切りとなりました。これも巨人戦の視聴率低迷の影響で、寂しい限りです。

 巨人の首脳陣もファンが何を望んでいるかをきちんとリサーチすべきです。結果だけ求めるなら、テレビ中継を観ないで翌日の新聞を見ればよいのです。これでは益々巨人戦の視聴率低迷から脱出できませんよ。

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