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2008年4月 1日 (火)

【boblog「マーキュリー通信」no.910その時人生が動いた-20「三井物産入社」】

私が三井物産㈱に入社したのは今から丁度36年前の1972年4月1日でした。あれから丸36年、干支で言うと3周りしたことになります。「光陰矢のごとし」、本当にあっという間の感じがします。

 当時300名入社した同期生も大半が関係会社に出向、又は転籍しました。同期の熾烈な出世のサバイバルレースも終わり、同期の出世頭は4名で全員常務の地位まで出世しています。全員旧知の仲なので、この中から誰か社Kif_2140 長まで出世してくれたら、同期生としては嬉しく、陰ながら応援しています。そんな意味で、新入社員の頃は、三井物産㈱の役員はまさに雲の上の存在でしたが、今は身近に感じます。

 さて、三井物産㈱の場合、内定者の段階で配属希望の記入欄があります。私は、営業希望と記入し、経理部門は行きたくない旨記入しておきました。

 ところが私の意に反して、配属先が新設の開発本部の管理会計部開発会計課となりました。正直言ってがっかりしました。
 
 三井物産㈱の場合、新入社員の7割程度は、営業に転出する前に、財務経理、運輸等本部関係を経験させることになっているので、私もそのルールに則っての配属でした。
 そして、3年間開発会計課で営業会計の仕事をした後、国内の鉄鋼営業(鉄鋼建材部)に異動となりました。

 私は三井物産㈱に25年間勤務して、10の職場を経験させていただきましたが、最初の開発会計課以外は殆ど私の希望が通りました。

 現在、経営コンサルタント業務も行っていますが、この時の会計業務の経験のお陰で、会社の決算書類を見れば、どこが問題なのかを把握できます。その意味では三井物産㈱に大変感謝しています。

 そして、同期の中には、自分の思い通りの人事とならなかった者も多数いる中で、私自身は非常に恵まれていたと思います。

 36年前、右も左も分からないただ元気なだけの若者が、三井物産㈱で鍛えられたお陰で仕事能力も人間的にも大きく成長できたことを心より感謝する次第です。

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