boblog「マーキュリー通信」no.916【今年も巨人軍は】
本日も原監督の投手交代のタイミングミスにより逆転負けしました。圧倒的な戦力を持つ巨人は開幕スタートダッシュに失敗し、本日現在4勝8敗と第5位に低迷しています。
しかし、4番打者ばかりで打つことしかできない選手ばかりを集めたら、このような状況になることは開幕前からある程度予想されていました。
現在はイースンヨプが極度の不振です。しかし、原監督はスターティング・メンバーから外す勇気がありません。これがチームの沈滞ムードを煽っています。
しかし、このようなことは長島ジャイアンツの頃からずっと続いています。その度に伸び盛りの若手の成長の芽を摘み、若手の成長の機会を奪ってきました。
一方で、巨人のように圧倒的な資金力も人気もない他球団は選手の育成に力を入れ、バランスのあるチームを作ってきました。
本日の対戦相手ヤクルトは、本来ならエースグライシンガーと四番打者ラミレスを巨人に奪われた為、戦力的には圧倒的に巨人から見ると劣るはずです。しかし、ドラフト制度の中で若手選手をきちんと育成し、着実に育っています。
私は長嶋茂雄が昭和33年に巨人に入団して以来の巨人ファンですから、今年で丁度ファン歴50年です。
12球団中圧倒的な戦力を誇る巨人なので、故障者が大量に長期戦線離脱しない限り、原監督の多少の采配ミスでもいずれ優勝するでしょう。
しかし、ファンが望むことは、若手とベテラン、外様選手のバランスが取れ、走攻守でエキサイティングな試合展開です。ホームランで点を取ることしか能のない試合展開では飽きられてしまうことを巨人首脳陣はもっともっとファン心理を理解すべきです。
巨人軍のドン、ナベツネはファン心理に「鈍」なのでしょうか?この人がいなくならない限り巨人の「4番打者欲しい症候群」は治らないのでしょうか?これでは今年も巨人戦視聴率低迷は避けられませんよ。
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