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2008年4月

2008年4月29日 (火)

boblog「マーキュリー通信」no.923【「創レポート」 4月号

「srm804.pdf」をダウンロード  四日市と銀座の両方に事務所を構える伊藤CPAの人気の「創レポート」です。
毎月、様々な切り口から具体的な話を基に解説があるので大変参考になります。
 経営者はもちろん管理職の方にも各種ヒントとなりますので、是非ご活用ください。

 今月の「創レポート」はシミュレーションの重要性を説いています。
部下が新規の事業計画を出してきた時にシミュレーションを出させるとどのよう
な考え方をしているか理解できます。
 利益計画には売りと買いがあり、経費の支出もあります。この部分をどこまで
詰めているのかを把握できます。ツメが甘いと問題点が浮き彫りとなります。そ
して、その利益計画の達成度合いもある程度予測できます。
 そして、最大のリスクもマネジメントサイドから予測できます。
もし、予想される最大のリスクが自社の力の限界を超えているようならその利益
計画は止めるか大幅改訂すべきです。これが経営者や管理職の仕事です。

 更に詳細はどうか「創レポート」をご覧下さい。「srm804.pdf」をダウンロード       現代人が失ってしまった能力が
       今のマネジメントを苦しめる?
☆☆☆ 本当に“やってみなければ分からない”か…? ☆☆☆

                    ◆本レポートの内容◆
【1】“将来”は分からないのに、なぜ見通せるのか?  ………… 1㌻
【2】見通しは“予測”ではなく“判断材料”作り!   ……………… 2㌻
【3】現代人が見失いがちな能力~シミュレーション ……………… 3㌻
【4】シミュレーション蓄積がチャンス獲得の基礎!   …………… 4㌻
【5】先行きに期待が持てない時こそ必要なものは?   ………… 5㌻

『先のことはやってみなければ分からない』と言われることがある。
しかし“分かった”時には手遅れのものもある。
特に“事業利益”に関することには、取り返しがつかないことが少なくない。
たった一度のチャンスにかける“昔の戦略家”のような“緊張感”が、今再び必
要になっているのではないだろうか。

******************
  公認会計士・税理士 伊藤 隆
  【本   部】03-3556-3317
  【会計工場】059-352-0855
    http://www.cpa-itoh.com
   中小零細企業の存続と
             その未来のために
******************

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 【 編 集 後 記 】

 「創レポート」から毎月貴重なヒントを頂いています。今月はシミュレーショ
ンの重要性を説いています。
 私自身も部下の出してきたシミュレーションを深く突っ込んでチェックしなかっ
た為に、その新規事業を失敗したこともあります。だからこそ今月の「創レポー
ト」になるほどと頷くことしきりでした。

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2008年4月27日 (日)

boblog「マーキュリー通信」no.922【私のコミュニケーション論-66「心の重しを取る」】

Kif_2147  本日は、五月晴れの汗ばむような陽気です。町を行き交う人々も、上着を脱ぎ捨て、
足取りも何故かしら軽やかな感じがします。

 私は毎朝マンションの9階まで足腰を鍛える為に、スポーツシューズを履いて
駆け上がっていきます。その時にタイマーで時間を計っています。
 冬期は衣類をたくさん着ているので、その重さのせいか時間がかかります。
多い時で55秒もかかります。
 今朝計ったら、足取りも軽く44秒で駆け上がることができました。

 さて、実際の衣類と同様、心の有り様も同じことがいえると思います。
辛いことがあったり、現在逆境の中にあるとどうしても気持ちが沈みがちですが、
心の重しを取ることはできます。
 心の重しをとると、人とのコミュニケーションもスムーズに行きます。

 ではどうしたら心の重しを取ればよいのか?
 ひと言で言えば、「逆境や困難は自分を磨く砥石役」と思えばよいのです。
このように思うと心の重しは自然と取れてきます。
 
 私の性格はネアカでスーパープラス思考ですが、
いつもこのように気持ちを切り替えています。

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 【 編 集 後 記 】

 検索キーワード「生ごみ処理機」で検索したところ、何と私のboblog
「マーキュリー通信」no.918【ワンポイントアップの仕事術-39「誠実さは良い
仕事をする」】が最新ブログの第5番目に掲載されていました。
 ブログの中に、「本日、生ごみ処理機が売れました」とひと言記載していた為
でした。
 改めてインターネット時代のすごさを感じました。

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2008年4月25日 (金)

「マーキュリー通信」no.921【私のコミュニケーション論-65「人の痛みを感じ、理解しながら成長していく」】

今回の朝のNHK連続テレビドラマ「瞳」は里子制度を題材にした異色のドラマです。
現代の日本の社会事情を反映したドラマといえます。
 シングルマザーの増加、離婚・再婚の増加のしわ寄せが子供に及び、
家庭内暴力等で子供が虐待され、里子に出されるケースが多発しているそうです。
 子供のいない家庭で子供を引き取り、公的に支援する制度です。

 今回のヒロインは、20歳の瞳が祖父勝太郎の補助役として、
一緒に3人の子供を育てながら成長していくというドラマです。
 
 3人の子供は、親に虐待されたりとか心に傷を持った子供達です。
そんな子供の傷をどのように癒しながら自分も成長していけるかがドラマのポイ
ントになっています。

 世間的に観たら、遊びたい盛りの20歳の女の子がわざわざ好きこのんで
里親になるんだろうと思います。
 しかし、逆に瞳の側から観たら、子育てを通じ、人の痛みを感じ、
理解しながら成長していきます。そんなかけがえのない体験を里親制度を通じて
成長できるわけです。

 実は私自身も里親に育てられました。5歳で母親が病死し、7歳で父が家出した為、
母の実家に1歳下の妹と一緒に預けられ、祖母に育てられました。
 
 しかし、私の場合、元来ネアカで屈託のない性格のせいか、心の傷もなく、
非行にも走らず、素直にすくすくと育っていきました。

 但し、母親に抱きしめられたという記憶がないので、母親の愛情のぬくもりとかを
感じることない寂しさはたびたび感じていました。

 今回のドラマは同じ体験を持つ私に取り、子供の立場にも立ちながら観ることができます。
祖父の西田敏行が名演技をしており、月島の下町の人情が肌に伝わる素晴らしい
ドラマです。

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【 編 集 後 記 】
 大前研一氏の説によると中国毒入り餃子の犯人はゴキブリやネズミ退治用の
「殺虫剤」にほぼ間違いないと断定しています。
 どこの工場でもゴキブリやネズミに悩まされており、完全に退治することは不
可能に近いそうです。従って、退治用に殺虫剤等が必要なわけで、この殺虫剤が
床に撒かれ、その上に餃子の包装紙が落ち、付着したと見るのが妥当とのことで
す。

 そういえば最近毒入り餃子事件の報道がめっきり少なくなりました。まさか迷
宮入りでお蔵入りした分けではないでしょうが。ちょっと静かなの変です。

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2008年4月18日 (金)

「マーキュリー通信」no.919【ワンポイントアップの仕事術-40「気になることは直ぐに取り除く」】

Kif_2140  boblog「マーキュリー通信」no.919【ワンポイントアップの仕事術-40「気になることは直ぐに取り除く」】

  昨日Capture XPの無料ソフトが役に立つと言われダウンロードしました。
 すると、Internet Explorerの初期画面がCapture XPに変わり、
その他私が使っているファイルがlunaのものに変わり始めました。

一番困ったのは、Yahooに登録しておいたお気に入りが全てどこかに消えてしまいました。
その為、boblog「マーキュリー通信」も作れなくなり非常に不便になりました。
その他、インターネット環境が大きく変わり、戸惑うことばかりで、気持ち的に
何か引っかかりを感じながら1日を過ごしました。

 そこで、本日は朝1番にCapture XPの無料ソフトをuninstallしました。
するとCapture XPの無料ソフトをinstallする前の環境に戻りました。今日は、
気持ちをすっきりさせながら、1日をスタートすることができました。

 そんな気持ちが天に通じたのかどうか分かりませんが、午前中に生ごみ処理機の
注文が入り、その後研修業務の引き合い、午後には顧問を頼まれ、その後も大口
の業務委託が纏まるという良い1日でした(*^^*)本日の大雨は私にとっては恵み
の雨となりました。

 「心に引っかかりを作らない」、その原因は直ぐに取り除くことの
重要性を身をもって知った1日でした。

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 【 編 集 後 記 】

 今年は私の強みの部分を強化し、その部分を発揮していくことに注力していま
す。その為に、小手先の能力を磨くのではなく、氷山の水面下の部分を大きくす
ることに力を注いでいます。それが本日は実を結んだようでした。

 今年に入り、フランクリンの13の徳に倣い、私自身の13の徳、価値観を作り、
日々実行するように努めています。
 
 私の場合、「誠実さ」というものをベースに人間関係を構築していきます。
「誠実さ」というものは、自分で口に出して言うものではなく、相手が私を見て、
どう判断するかです。その部分を磨いていくことで、敢えて私の自己PRをしなく
ても、私の仕事ぶりを見て、判断していただければ良いわけです。
 
 本日は、そんな私の部分を理解して頂けたようで、良い1日でした。

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2008年4月16日 (水)

boblog「マーキュリー通信」no.918【ワンポイントアップの仕事術-39「誠実さは良い仕事をする」】

新しい取引先と仕事をする時に私自身一番心することは「信頼関係の構築」です。信頼関係構築の基本はやはり「誠実さ」だと思っています。

 それでは「誠実さ」とは何Kif_2123 でしょうか?
 私自身の考える「誠実さ」とは、相手が私に期待していることを迅速かつ正確に実行することです。

 相手から依頼されたことを迅速に実行しないと、相手が私に期待していることがぼけてきます。当然、正確に実行できなくなってきます。

 次にコミュニケーションを大切にしています。コミュニケーションをしっかりととることで相手との信頼関係を築いていきます。現在はコミュニケーションの手段が多様化しています。
 通常の電話の他にファックス、携帯電話、e-メール等があります。そして、相手に一番伝わりやすいコミュニケーション手段を使ってコミュニケーションを円滑にします。

 具体的にアポをとった場合、アポの再確認、アポを取った相手と私との関係、会社概要並びに現在どのような業務をしているのか会社概要ではわかり得ないことを事前に説明しておきます。

 又、アポを取った相手に対しプレゼンテーションをする際に留意すべき点、例えば相手の社長の性格、状況等も事前に伝えておきます。

 会社も仕事も人も生き物です。絶えず状況は変化しています。

 私の仕事の1つに取引先との潤滑油、調整役が求められることも多々あります。その際に大切にしていることはやはり「誠実さ」につきると思います。

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2008年4月14日 (月)

boblog「マーキュリー通信」no.917【【中小・ベンチャー企業コンサルタントが語るワンポイントアップの経営術-12「資源高騰時代、原料炭価格が前年比3倍に・・・中小・ベンチャー企業経営者としてとるべき対策は」】】

 原料炭価格は、日本鉄鋼業の不況の煽りを受けて、20年以上に亘り長期低迷を続けていました。私がカナダ三井物産の石炭部代表として駐在していたのが25年前でしたが、2~3年前までは当時の原料炭価格より安い状況でした。

石炭の埋蔵量は石炭価格に影響されます。つKif_2145 まり、石炭価格は高い時は、鉱山会社は積極的に新規鉱脈を探す為に採掘をします。しかし、石炭価格が安い時は、その意欲がわきません。

資源価格は、基本的には受給バランスで決められていきます。石炭価格が長期低迷を続ければ、いずれ経済的に採掘できる埋蔵量は減少し、いつかは需給バランスが崩れ、価格が上昇していきます。

しかし、20年以上に亘る価格低迷は異常現象であり、いつかはその反動が来ると私は常々主張していました。
 そして、最近はBRICsの経済成長と人口増加により、資源不足が顕著になり、原油100ドKif_2149 ル時代、金貨価格が史上最高値、そして、原料炭価格も昨年が前年比2倍、今年は前年比3倍になりました。これは資源メジャーであるBHP社の寡占化による影響も色濃く出ています。

 さて、資源価格高騰時代に突入しました。いずれ鉄鋼製品が大幅に引き上げられ、国内物価に影響を与えていきます。

 Kif_2152 しかし、一方で少子高齢化と賃上げが困難な状況の中、そのしわ寄せは中小企業に及びます。コストアップ要因を中小企業はなかなか価格転嫁しづらい状況にあります。

今後中小・ベンチャー企業経営者としては、更なる経費削減と不採算部門の切り捨てや付加価値のアップを図っていくことが益々求められます。経営には絶えずイノベーションが求められますが、ピンチをチャンスと受け止め、経営者自身脱皮を図ることが求められます。

この種の話をすると、「当社ではやるべきことは全てやった。もうやることはない!」と言い放つ経営者が必ずいます。しかし、それはその経営者の器の問題です。そして、「それ以上打つべき手はない」とぼやく経営者は市場からの撤退を余儀なくされます。

資源価格高騰の脅威は一方で、代替エネルギーの開発が進み、環境関連の事業、ビジネスチャンスにも繋がります。

今後、企業同士のコラボレーション、アライアンス、合従連衡等様々な経営形態が模索されていきます。資源価格高騰時代には、柔軟な経営姿勢が求められます。この困難な時代を乗り切ることで、経営者としての器が大きくなり、それと共に会社も成長していくと思う経営者のマインドが重要と考えます

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2008年4月12日 (土)

boblog「マーキュリー通信」no.916【今年も巨人軍は】

 本日も原監督の投手交代のタイミングミスにより逆転負けしました。圧倒的な戦力を持つ巨人は開幕スタートダッシュに失敗し、本日現在4勝8敗と第5位に低迷しています。

 しかし、4番打者ばかりで打つことしかできない選手ばかりを集めたら、このような状況になることは開幕前からある程度予想されていました。

 現在はイースンヨプが極度の不振です。しかし、原監督はスターティング・メンバーから外す勇気がありません。これがチームの沈滞ムードを煽っています。

 しかし、このようなことは長島ジャイアンツの頃からずっと続いています。その度に伸び盛りの若手の成長の芽を摘み、若手の成長の機会を奪ってきました。

 一方で、巨人のように圧倒的な資金力も人気もない他球団は選手の育成に力を入れ、バランスのあるチームを作ってきました。

 本日の対戦相手ヤクルトは、本来ならエースグライシンガーと四番打者ラミレスを巨人に奪われた為、戦力的には圧倒的に巨人から見ると劣るはずです。しかし、ドラフト制度の中で若手選手をきちんと育成し、着実に育っています。

 私は長嶋茂雄が昭和33年に巨人に入団して以来の巨人ファンですから、今年で丁度ファン歴50年です。

 12球団中圧倒的な戦力を誇る巨人なので、故障者が大量に長期戦線離脱しない限り、原監督の多少の采配ミスでもいずれ優勝するでしょう。

 しかし、ファンが望むことは、若手とベテラン、外様選手のバランスが取れ、走攻守でエキサイティングな試合展開です。ホームランで点を取ることしか能のない試合展開では飽きられてしまうことを巨人首脳陣はもっともっとファン心理を理解すべきです。

 巨人軍のドン、ナベツネはファン心理に「鈍」なのでしょうか?この人がいなくならない限り巨人の「4番打者欲しい症候群」は治らないのでしょうか?これでは今年も巨人戦視聴率低迷は避けられませんよ。

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2008年4月11日 (金)

boblog「マーキュリー通信」no.915【ど迫力の映画モンゴル】

米国アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作 映画「モンゴル」を観ました。話題作品だけあって平日の午後(3時30分~5時40分)にも関わらず、館内はほぼ満席でした。因みに平日昼間の料金は通常1800円のところ1200円の割安料金も影響しているかもしれません。

 ストーリーは、モンゴルの最大の英雄チンギス・ハーン(1162年~1206年)の少年時代からモンゴル帝国の基礎を築くまでの前半生。

 テムジンの父も部族のトップ(ハーン)でしたが、部下に毒殺され、それ以降テムジンは苦難の連続でした。

 何度も殺され掛け、そのたびに強靱な精神力で生き延びる。一時は奴隷にもされるが、愛妻ボルテが自分の体を売って金を作り、テムジンを救い出す。

 そこから反撃ののろしが上がる。テムジンの理想「女と子供を争いから守り、祖国モンゴルを統一する」という大義に同意するモンゴル人が次々とはせ参じ、ついにはモンゴル統一の悲願を達成し、チンギス・ハーン(万物の王の意味)となる。

 モンゴルは、最近は横綱朝青龍や白鵬で日本人に知るところとなりましたが、それ以外草原の国というイメージ以外あまり馴染みがありません。

 チンギス・ハーンは最大の国家モンゴル帝国を築き上げたという意味で歴史上最大のヒーローといえるかもしれません。今回映画モンゴルを観ることで、祖国統一という「理想と愛」に満ちた英雄の一面を知ることができ、チンギス・ハーンへの理解が深まりました。

 それにしても、主役チンギスハン(テムジン)日本人浅野忠信の堪能なモンゴル語による迫真の演技は感動ものでした。とにかく映像と音楽が凄く、ど迫力な映画でした。

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boblog「マーキュリー通信」no.914【第68回「新しい時代を創る経営者の会 東京電波システム(株吉田統一社長による経営イノベーション」】

 第68回「新しい時代を創る経営者の会」は東京電波システム(株)吉田統

社長によるプレゼンテーションでした。

 これまで当会では毎回画期的な商品のプレゼンKif_2155 テーションを各経営者がしてき
ました。
 しかし、今回は当会として初めて吉田社長が父親から譲り受けた赤字会社をい
かに軌道に乗せたか、経営革新、経営イノベーションにスポットライトを当てた
プレゼンテーションをお願いしました。

 吉田社長の父親の会社はピーク時で年商120億円、経常利益も1億円以上出
ていました。しかし、バブルが崩壊し、銀行の貸し渋りや貸しはがしの影響をも
ろに受け、資金面で行き詰まり、倒産を余儀なくされました。

 Kif_2156 倒産した父親の会社の子会社だけは倒産できない事情があり、吉田社長が親か
ら引き継ぐこととなりました。吉田社長は当時トラックドライバーの経験が長く、
経営に関しては素人でした。

 引き継いだ時の社員は仕事をしようとしないないダメ社員ばかり。月間経費が
700万円かかるのに、預金残高は僅か300万円しかなく、経営を引き継いだ
初月から資金ショートが目に見えていた。

 吉田社長は金策に走るが、もちろんこんなひどい会社に融資してくれるところ
はない。
 最後は、縁故で出資企業を見つけ、何とか資金繰りを賄うことができた。

 その後、自転車便の若者と出会い、自転車便の子会社を設立。業界第3位まで
躍進。そこでMBOにより5000万円のキャッシュが入り、同社の借金は返済し、無
借金会社となった。

 さて、本日のプレゼンテーションでは、マネジメント面で参考になるところが
多々あった。

1.1700万円の増資により資金繰りが楽になった。そこで、現在の働かないダメ
社員を首にせず、新たに優秀な社員の確保に努めた。しかし、口で言うのは簡単
だが、「朱に交われば赤くなる」の例え通り、ダメ社員が新しい社員を道連れに
してしまうことの方が多かった。しかし最後は、働かないダメ社員が働きづらい
状況となり、自然減に任せることにし、徐々に辞めていき、最後はダメ社員の追
放に成功できた。

2.吉田社長のプラス思考。もし、父親から黒字の優良企業を引き継いでいたな
ら、苦労しないまま引き継ぎ、優良企業を倒産させていたかもしれない。しかし、
ダメ企業を引き継ぐことで困難を乗り越え、自ら成長できた。そして、そのこと
が将来の成功要因となることに気づく。

3.心の経営を目指し、3つの心を大事にする経営を心がける。
(1)高い向上心
(2)絶対にあきらめない心
(3)感謝の心
 高い向上心が企業の成長要因となるが、感謝の心を持つことで、時間短縮が可
能となる。

4.CS(顧客満足)の前にES(従業員満足)を重要視。
 吉田社長の考えるESとは、従業員に働きがいの場を与え、その上で待遇改善を
図っていく。ESがあって、CSに繋がってくる。従業員にCSを叫んでも、従業員を
大事にしないような会社では、真のCSに繋がらない。

5.吉田社長自身の価値観や性格を見直してみると、人の笑顔を見るのが好きと
言うことに気づいた。社員を幸福にするという価値観を経営に反映していくこと
を考え、実践する。
 そして、考え方を変えたら、協力者が現れるようになり、経営も順調に行き始
めた。
 しかし、親密度が高くなりすぎると、甘えに繋がることに気づいた。社員を頭
に乗らせることに気づいた。社員との間の取り方の重要性に気づいた。

6.そこで会社の経営方針を修正した。心の部分に手を突っ込まないで、行動の
部分を明確にした。この修正により、明確な管理基準ができた。

7.経営に行き詰まると、歴史関連の書物に回答を求めた。自分がシーザーだっ
たらどうするか?自問自答したりした。
 「古代ローマ」の著者塩野七生さんの本を読み、経営にとても参考になった。
 ユダヤ人は宗教を拠り所とした。しかし、宗教を信じない者には通じない。
ギリシャ人は哲学を規範とした。しかし、高邁な哲学思想は民衆にはなかなか伝
わらない。
 ローマ人は法律を基にした。法律なら一般大衆にも分かりやすく教えることが
できる。そこで、上記6のような管理基準を作っていった。

その他、本日のプレゼンテーションで得るものは多数ありましたが、オフレコの
部分も多数あり、残念ながら割愛させていただきます。

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 【 編 集 後 記 】
◆吉田社長のプレゼンテーションを聴いて、会社とはまさに「生き物」であるこ
とを改めて感じました。
 吉田社長は、「自分はトラックドライバー出身で経営は素人だった」と謙遜し
ますが、やはり父親の血を譲り受けた経営者の資質があったのだと思います。

 又、吉田社長の経営理念のベースには社員に対する愛情があります。私は、経
営とはK&A(ケイエイ)、経験と愛情が重要であると思っていますが、まさにそ
れを地で行っている経営者と受け止めました。

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2008年4月 9日 (水)

boblog「マーキュリー通信」no.913【私の異見・ひと言申す-78「変わらない朝日新聞の誤解と偏見に満ちた報道、天下の大新聞、公器としてこのような報道姿勢を猛省せよ!」】

 3月22日付けの朝日新聞記事「無認可共済 最大手マルチKif_2149 商法断念 生保衣替えに支障」を見て、朝日新聞らしい誤解と偏見に満ちた記事と受け止めました。

 この記事は無認可共済最大手エキスパートアライアンス社が営業手段としてのネットワークビジネス方式を断念したことを受けて報道したものです。

 記事の内容を読むと、事実と相違した部分はそれほど見あたりません。エキスパートアライアンス社が名誉毀損で訴えるほどまでの内容とはなっていません。

 但し、記事の内容は、悪意と偏見に塗り固められています。都合の悪い部分だけをつぎはぎにして仕上げた記事構成となっています。中にはエキスパートアライアンス社がマルチ商法で問題を起こしたととられるような事実と関係のないことまでつぎはぎ記事に加えています。

 つぎはぎ記事の1番目は「無認可共済」は悪だと決めつけていること。
 「無認可共済」は監督官庁が財務省でなく、旧通産省の枠組みの中で、経済の規制緩和の1つとして行われた施策の1つで、「無認可共済」自体は悪でも善でもありません。制度の1つです。但し、制度を悪用してオレンジ共済のような悪徳商法が出てきたので、それを報道したマスコミにより、悪徳商法のイメージが形成されました。

 次いで、マルチ商法を悪徳商法と決めつけていること。マスコミ等がネットワークビジネスのことを「悪」と決めつけ、侮蔑した表現として、よく「マルチ商法」という差別表現を使います。
 記事を良く読むと、必ずしも悪徳商法とは書いていないけれど、わざわざマルチ商法に詳しい「悪徳商法被害者対策委員会」の堺会長の話を載せて、マルチ商法=悪徳商法に結びつけています。

 因みに私は三井物産(株)という大手総合商社に勤務していましたが、総合商社という日本独自の業態も役所の認可を受けた業態ではないので、無認可業態といえます。かつて、総合商社のことをよく知らない学者が総合商社はいずれ滅びるとして「総合商社無用論」が展開された事もありました。

 さて、エキスパートアライアンス社はネットワークビジネスの会社ですが、極めて模範優等生的なネットワークビジネスの会社です。

 同社の創業者中川会長は、世界最大の生保会社アクサ生命の日本のアクサ生命の創業者です。既存の生保商品が世界の2倍もすることに憤慨して、安くて質の良い保険を販売しようとしたが、当時の大蔵省の規制の為にできませんでした。

 そこで、折角軌道に乗った日本アクサ生命の社長の座を捨てて、10年前にエキスパートアライアンス社を設立しました。そして、中川会長の夢を実現する為に、大蔵省の規制を受けない保険を特に官庁の認可の必要のない共済という形でスタートしました。
 そして、掛け捨てというシンプルな保険商品に絞った為、素人でも簡単に営業活動ができるので、営業手段としてネットワークビジネス形式を選び、世界で一番高い日本の保険に風穴を開けた革命児的存在です。

 当然、既存の日本の大手生保から見れば、業界の秩序を乱す中川会長は目の上のたんこぶで、「憎っくき輩」です。

 大手生保は朝日新聞にも大量の広告宣伝費を支払っているでしょうから、朝日新聞に今回のような記事を書かせること等簡単なことです。

 しかし、マスコミのこのような報道姿勢は、自らの首を絞めることになります。特に朝日新聞の場合、その報道姿勢に問題が多く、インターネットで調べると朝日新聞に対する批判のオンパレードです。例えば、「朝日新聞」の犯罪として、ニセ生首写真で“南京大虐殺”ねつ造他多数あります。

 因みに、ネットワークビジネス自体確立されたマーケティング手段の1つで悪徳商法でも何でもありません。

 私の所にも過去50以上のネットワークビジネスが持ち込まれ、私自身もネットワークビジネスをやったことがあります。成功も失敗もしました。
 今回のエキスパートアライアンス社の場合、既存生保商品の半額で消費者に提供しているので、優等生中の優等生です。私自身も大手生保から切換え、保険料も安くなり、保険内容も既存保険商品よりも優れているので、その満足感を自分の友人知人に伝えています。これがネットワークビジネスの基本であり、原点です。

 中には、既存に流通している商品より高いネットワークビジネス商品もあります。しかし、これをもって悪徳商法とはいいません。悪徳商法というのは人を騙して販売した場合に悪徳商法といいます。これはネットワークビジネスに限らず、どの業界にも悪徳商法は存在します。

 生保商品の場合、現在保険の不払いが大きな問題となっていますが、これこそ悪徳商法となるわけです。大手生保の営業方法は、大きな問題を起こし、社会問題ともなっていますが、詳しくは「生命保険の罠」(後田亨著 講談社新書840円)をご参照下さい。元最大手N生命の保険営業マンの話だけにかなり実態を伴っています。

 さて、朝日新聞の記事を読んだ読者は恰もエキスパートアライアンス社が悪いことをやって、世間から糾弾され、ネットワークビジネス方式を断念したと誤解したようです。
 私もエキスパートアライアンス社のエージェントをしていますが、事実数名のお客様から不安と心配の問い合わせがありました。
 
 エキスパートアライアンス社は共済による営業活動は2月末で中止し、現在通常の生命保険商品を販売する「アイリオ生命保険」として予定通り金融監督庁に申請中です。認可は4月末~5月に下りる予定とのことです。

(編集後記)
 私自身も朝日新聞の偏見記事の被害者でした。その件は2005年1月27日 (木)
「マーキュリー通信」no.62【私も朝日新聞の被害者だった!】
をご覧下さい。 

 朝日新聞の購読者数は低迷しかつては読売新聞と首位を争っていましたが、このような問題記事を頻繁に書くことにより、自らの首を絞め、読者数減少に繋がっていることに気づくべきです。

 私自身、かつて朝日洋上大学生として渡米経験もあり、プロ朝日新聞の立場なのですが、左翼偏向的な記事も多く、朝日新聞の記事には不信感を抱いています。
 このような記事を書き続けると、ますます気持ちが離れていってしまいます。

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2008年4月 8日 (火)

boblog「マーキュリー通信」no.912【中小・ベンチャー企業コンサルタントが語るワンポイントアップの経営術-11

Img01  昨年10月末に事務所移転の際に、取引先F社に移転通知を出しました。F社からは定期的に代金引換情報が郵送されてきます。

 しかし、移転通知を出したにもかかわらず、情報が旧住所に送られてきます。その度毎にファックスで移転通知するのですが、一向に新住所に訂正されません。

 060322_111 業を煮やした私は電話で住所移転を伝えたところ、窓口の人間は一応マニュアル的に謝罪しました。そして、数日後に取引先情報変更届出書が郵送されてきました。この届出書に必要事項を記入して、同封の返信用封筒で送り返すことになっていることが分かりました。
 1民間運送会社がお役所仕事みたいなことをやっているのにびっくりしました。

 一方、社会保険事務所も事務所移転の通知をしても新住所に郵送されません。仕方なく電話で住所移転の連絡をすると、「登記簿謄本を送れ」との指示でした。社会保険事務所は、事務所の移転の度毎に「登記簿謄本」を要求するのかとびっくりしました。

 そして、毎月の社会保険料の引き落としの通知は新住所に郵送されてきます。しかし、別の資料は旧住所に郵送され、転送されてきます。担当窓口間の連携が取れていないようです。
 相手が社会保険事務所だから特に驚きはしませんでしたが、逆にIT時代の今日でも事務処理能力は旧態依然としているので、5000万件の加入者データが宙に浮くのも合点がいきました。

 そして、いくら政府が5000万件の加入者データの全員照合を訴えても、現場の事務処理のお粗末な実態を見るとお寒い限りです。

 結局、政府は国民に土下座して「国民の加入者データは、管理監督が行き届かず、大半の加入者の確認は困難です。ついては、年金を払った人も、払わなかった人も、最低限毎月○○円を税金で賄うので、後は国民の皆さんよろしく」と平謝りするXデーがいずれ訪れるのでしょうね。

 お役所ならこのような甘えは許されますが、民間企業では許されません。事務処理の重要性を改めて認識しました。

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2008年4月 3日 (木)

boblog「マーキュリー通信」no.911【ワンポイントアップの仕事術-38「地頭力を鍛える」】

クローズアップ現代で、企業が求める人材は「地頭力(ジアタマリョク)の時代となった!」と報道していました。

 Kif_2115 現代のようにインターネットの検索エンジンなどが発達した時代において、欲しい情報が欲しい時に瞬時に得られることは、単に知識があることに優位性がなくなってきています。
 そんな時代には、膨大な情報を選別して付加価値をつけるという、創造的な考える力が重要になってくる。その力を細谷功氏は「地頭力(じあたまりょく)という言葉を使っています。

 「地頭力」を要約すると、
 ◆「地頭力」固有の要素は三つの思考力
  -「結論から考える」仮説思考力
  -「全体から考える」フレームワーク思考力
  -「単純に考える」 抽象化思考力
 ◆三つの思考力のベースとなるのが「論理思考力」と「直感力」
 ◆すべての基礎となるのが知的好奇心
 ◆問題解決に関する好奇心(why型)と知識に対する好奇心(what型)
 ◆why型の好奇心をもち、自分の力で考えてみるという習慣を付けよう
 ◆「フェルミ推定」で地頭力を鍛える
となります。詳しくは、細谷功著『地頭力(じあたまりょく)を鍛える』(東洋経済新報社 1,680円)」を参照願います。

さて、最近の企業の入社試験では、非常識な問題が出されるケースが増えてきているそうです。
 マイクロソフトでは、「富士山を動かすにはどうしたらよいか?」という問題が出たそうです。
 Kif_2117 この質問に皆さんならどう答えますか?
 NHKの優秀なアナウンサー国谷さんも絶句して答えが出なかったそうです。

 私は、カナダに駐在の頃、国立公園カナディアンロッキーには良質の炭層が多数有り、州政府の厳格な管理の下で採掘が許されていました。

 採炭方法は、火薬で岩石を爆破し、大型ショベルで岩石を取り除き、バックホーという鉱山機械で石炭を採掘します。その後は、埋め戻しをした後、植林をして元の状態に戻すことを義務づけられています。

 従って、富士山を動かすには、「同様のやり方でできる」が私の回答です。

 

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2008年4月 1日 (火)

【boblog「マーキュリー通信」no.910その時人生が動いた-20「三井物産入社」】

私が三井物産㈱に入社したのは今から丁度36年前の1972年4月1日でした。あれから丸36年、干支で言うと3周りしたことになります。「光陰矢のごとし」、本当にあっという間の感じがします。

 当時300名入社した同期生も大半が関係会社に出向、又は転籍しました。同期の熾烈な出世のサバイバルレースも終わり、同期の出世頭は4名で全員常務の地位まで出世しています。全員旧知の仲なので、この中から誰か社Kif_2140 長まで出世してくれたら、同期生としては嬉しく、陰ながら応援しています。そんな意味で、新入社員の頃は、三井物産㈱の役員はまさに雲の上の存在でしたが、今は身近に感じます。

 さて、三井物産㈱の場合、内定者の段階で配属希望の記入欄があります。私は、営業希望と記入し、経理部門は行きたくない旨記入しておきました。

 ところが私の意に反して、配属先が新設の開発本部の管理会計部開発会計課となりました。正直言ってがっかりしました。
 
 三井物産㈱の場合、新入社員の7割程度は、営業に転出する前に、財務経理、運輸等本部関係を経験させることになっているので、私もそのルールに則っての配属でした。
 そして、3年間開発会計課で営業会計の仕事をした後、国内の鉄鋼営業(鉄鋼建材部)に異動となりました。

 私は三井物産㈱に25年間勤務して、10の職場を経験させていただきましたが、最初の開発会計課以外は殆ど私の希望が通りました。

 現在、経営コンサルタント業務も行っていますが、この時の会計業務の経験のお陰で、会社の決算書類を見れば、どこが問題なのかを把握できます。その意味では三井物産㈱に大変感謝しています。

 そして、同期の中には、自分の思い通りの人事とならなかった者も多数いる中で、私自身は非常に恵まれていたと思います。

 36年前、右も左も分からないただ元気なだけの若者が、三井物産㈱で鍛えられたお陰で仕事能力も人間的にも大きく成長できたことを心より感謝する次第です。

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