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2008年6月23日 (月)

【中小・ベンチャー企業コンサルタントが語るワンポイントアップの経営術-19「事業計画作成に当たって三表の重要性を知る」】

 事業計画策定に当たってはP/LとC/Fに重点がいきがちです。しかし、バランス・シートも加えた三表で事業を見る目を養うことも重要です。

 バランスシートはその名の通り、借方と貸方がバランスしています。つまり同じ金額でない場合には、計画自体どこかおかしいのです。

 一番間違いやすいのが消費税の部分。つまり、P/LとB/Sでは消費税抜きで表示しますが、C/Fでは消費税込みで表示します。従って、P/LとB/Sに1.05を掛けたり、割ったりしているかチェックする必要があります。

 次に多いのが減価償却費です。P/Lには当然入っているが、C/Fからは控除します。そして、減価償却費はその企業の資金繰りを見る際に重要です。

 経営者としては、減価償却費を加味したEBITDA(Earning before interest, depreciation and amortization)という考え方を常にマインドとして持っておく必要があります。つまり、金利、税金、償却前の利益は幾らなのかを絶えず把握しておくことです。

 又、自社の企業価値はいくらなのかをDCF(Discount Cash Flow)から都度把握しておくことも重要です。上場を考えているベンチャー企業なら重要な指標です。
 税引き後のEBITをdiscount率(例えば5.35%)で割るとTV(Terminal Value)が出てきます。
そして、このTVに5年目のdiscount率を掛け、5年間のDCFを足した金額から企業価値が算出できます。但し、未上場企業の場合、その企業価値に7掛けしておいた方が無難と言えます。

 このように絶えず自社の企業価値を見直すことで、中長期的な経営マインドを養うことができます。同時に自社の財務諸表を現実のものと、今後のものを比較することで、自社の財務内容を数字の面から冷静に把握することができます。

ベンチャー企業の経営者としては、このように数字の面からも、絶えず自らの経営感覚を磨いていくことが肝要といえます。

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