boblog「マーキュリー通信」no.941【人生に勝利する方程式-35「活私豊幸」】
「活私豊幸」とは、私が20年ほど前から取り入れている行動哲学で、
これを基本に動いています。
「活私豊幸」という言葉は、「滅私奉公」という言葉をもじった私の造語です。
その意味するところは、「自分を活かしながら人生の途上で出会った人々をいか
に豊かに幸福にできる人間でありたい」 という思いが込められています。
この実践哲学に基づき、思いかつ行動している内に、本当の自分に出会うこと
ができました。
本当の自分が解ると、自らの思いと行いの部分をコントロールできるようになり
ます。自らの「心の王国」を支配できるのは他ならぬ自分だけであり、他人には
絶対コントロールできません。
私の場合、本当の自分とは、ひと言で言えば「魂の純粋性」です。そして、
この「魂の純粋性」から出てくるものが「正義感」です。「正義感」を出す際、
「勇気」が必要となってきます。
但し、この「正義感」が余り出過ぎると、周りとの協調性を欠いてきます。
この部分をうまくコントロールするのに、仏教の教えで「中道」という考え方が
あります。
一方で、「魂の純粋性」の根っこの部分からもう1つ「誠実さ」というものが
湧き上がってきます。この「誠実さ」は「責任感」に繋がります。そして、この
「誠実さ」と「責任感」を全うするために絶えず「努力精進」が必要となってき
ます。
さて、「魂の純粋性」という心のハンドルを操作する時に、人生に勝利する為の
必須項目として、私は「感謝の気持ち」「謙虚な心」「寛大な心」そして、何事
にも先入観を持たず素直に接することが重要であるとの認識に至りました。私は
3つのK+Sの頭文字を取って、3KS(サンクス)ともじり、私の行動指針にして
います。
又、子供の頃、育ての親である祖母から教育された「質素倹約」は今でも
身についています。
以上合計12項目に基づき、これとぶれない生活を送っていると精神的にも安定し、
メンタルヘルス上も極めて有効です。そして、時折「光り輝く自分」を発見でき、
その時は喜びに変わります。そして、人生の幸福を垣間見ます。
最近ベンジャミン・フランクリンの13の徳目を学び、これに倣いもう1項目
「与える愛の実践」を加えました。一日一善を実行するように心がけています。
一日一善を心がけているようでは、まだ未熟なのですが、これが習慣化して自然
に出るようになった時には、もう少し人間的に向上しているのではないかと思っ
ています。
さて、それでは「本当の自分」に出会うにはどうしたらよいのか?それは子供の
頃の好きな自分にスポットライトを当ててみることで見えてきます。更にヒント
を得たい方は、私のシリーズ「人生の新発見」をご参照下さい。http://mercurytsushin.cocolog-nifty.com/blog/cat6224502/index.html
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【 編 集 後 記 】
NHKの朝の連続TVドラマ「瞳」を毎朝欠かさず見ています。人情味溢れる下町
の平凡な日常生活がドラマを面白くしていますが、何と言っても里親制度に大き
くスポットライトを当てている点が素晴らしいです。
里親制度の恩恵にあずかれない子供は9割もいるそうです。その意味でこのド
ラマは、社会的にも極めて意義が大きいです。
我が家にも子供がいませんが、里親制度のことを知っていれば、子供好きの私
の人生は変わっていたかもしれません。
このような良いドラマを放映している限り、NHKの支持率は増加していくこと
でしょう。
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