boblog「マーキュリー通信」no.952
■boblog「マーキュリー通信」no.952
【中小・ベンチャー企業コンサルタントが語るワンポイントアップの経営術-21
「社員の本音の声をいかに出させるかも重要な経営の仕事」】
■経営コンサルタントの仕事上、私の所には、社員の本音情報が頻繁に入ってきま
す。
経営コンサルタントとしては、社員の本音情報を、上手に咀嚼して、社長に伝え
たり、意見具申したりすることも時には必要となります。もちろん誰が言ったと
かいうことは伏せておきます。もし、社員の名前を出した場合には、そのことが
社員に伝わり、私の所には本音情報が入って来なくなるからです。
■社員が経営者に本音を語ることは多くはありません。
従って、いかに社員の本音を引き出すかも経営者の重要課題の1つです。
■社員が本音を言わないケースとはどのような場合でしょうか。
やはり一番多いのは、社員の説明や主張を直ぐに否定にかかると
社員はやる気を無くし、次からは言わなくなります。
■但し、これには社員の性格により異なります。
一般的に言うならば、一方的にしゃべりまくる社長の会社の社員はおとなしいです。
■又、ワンマン社長の会社も同様です。そこにはどうしても性格的におとなしい社
員が集まってきます。
■一方で、おとなしい社長や、合議制を重んじる社長の場合、
比較的社員からの意見が出てきやすいです。
■それでは社員の本音を引き出すにはどうしたら良いのでしょうか。
それは社員をほめたり、おだてたりすることです。すると社員は
気分が良くなり、本音を言いやすくなります。
■又、社員の何気ない表情からも社員の本音を読み取ります。
社長から指示命令を出しても、あまり乗り気でない場合には、表情や態度に現れ
てきます。社長はすかさずそこを読み取り、その場で社員の意見を聞き出します。
社長の判断がいつも正しいとは限りません。特に現場のことに関しては、社員の
方が当然よく知っています。もし、社員の意見に一理あるならば、それを採用す
るのも大事です。次から社員の本音が出やすくなります。
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【 編 集 後 記 】
経営コンサルタントの私の所には社員の本音情報がよく入ってきます。
私自身、心していることは、社員の言っていることに素直に耳を傾け、肯定す
ること。そして、何が言いたいかを理解すること。
時には愚痴もたくさん聞きます。しかし、社員は私に愚痴を言うことで、気分
がすっきりして、次から更に本音情報が入ってきます。
そして、その本音情報を社長に漏らさないこと。
いつも社員の立場に立って考えてあげること。この辺を重要と考えています。
中小・ベンチャー企業コンサルタント
独立開業支援コンサルタント
菅谷信雄
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コメント
拝啓
ますますアクティブにご活躍されていらっしゃることと拝察いたします。突然、失礼いたします。以前、確か、同友会だったと思いますが、ビジネス交流会で名刺交換させていただいたことがございます。東京ビジネスサーチの吉田と申します。
ビジネスインセンティブについてはプロ中のプロでいらっしゃると思いますが、こんなe-ラーニングシステムもございます。一種のビジネススクールのようなものです。語学研修やテレビ会議、ビデオメールシステムまでついて年間9万円という価格的なメリットもありますが、MLMビジネスとしての魅力が大です。
EXAもすばらしいプロジェクトでしたが、既存の大手保険会社の政治力の前にはどうにも無力でした。でも、skyquestcomは本物のようです。チェックしてみていただけましたら幸甚です。
敬具
東京ビジネスサーチ 吉田悦夫
投稿: 吉田悦夫 | 2008年7月12日 (土) 19時07分