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2008年7月27日 (日)

「マーキュリー通信」no.961【経験から学ぶマンション管理の重要性-2「自分の財産は自分で守る」】

 Kif_2190 私が住むライオンズシティ池袋は交通至便の場所で、当時(94年頃)バブルが崩壊し、
マンション相場が下落傾向にある中、相場8000万円台の3LDKマンションが6000
万円台で購入できるという触れ込みで人気の物件でした。

 しかし、落とし穴がありました。ライオンズシティ池袋のモデルルームは現場にはなく、
現場から1分ほど離れた静かな場所にありました。ライオンズシティ池袋

(我が家のエントランスです)

の眼下には、山手線が走っています。そこで、大京の営業マンに騒音問題は大丈夫なの
か念を押したところ、「防音サッシを使用しているので問題なし」との回答でし
た。

 しかし、いざ入居してみると、眼下に走る山手線の音が気になります。
大京にクレームを付けても、問題を回避するだけでした。

 そこで、新たに入居したマンション住民から、「菅谷さん、是非理事長に就任して、大京と交渉してください」
と頼まれ、理事長を受けることにしました。

 大京と、騒音に関する交渉をしましたが、大京側はのらりくらりと逃げるだけで、
誠意のある回答は得られませんでした。

 大京との交渉には勝てませんでした。しかし、マンション業界最大手の大京の態度に不信感を抱き、
このことが却ってマンション住民の連帯意識を強めることとなりました。

 私はライオンズシティ池袋の理事長を2期2年勤めました。理事長在任中、20以上の改革や改善をしました。
その中で、最大のものは、「自分の財産は自分で守る」を掲げ、その理念が住民
に定着したことです。
 
 マンション管理を全面的に管理会社に任せず、管理会社をプロのよきパートナーとして
活用していくという方針を立て、それが現在も続いています。

 理事会スタート当初、管理会社(当時大京管理、現在大京アステージ)から2年毎の
理事交代を順送りで行う案を提示されました。それを断り、理事は毎年交替とし
て、次の理事を自薦他薦で選んでいく方式としました。
  
 この考えは、できるだけ多くの住民にマンション管理に参加して欲しいとの思いにあります。

 あれから13年経ちますが、理事会は毎月行われ、議事録は毎回作成され、既に150回を超えました。

 ライオンズシティ池袋は、築13年の割には管理状態は良く、
これも「自分の財産は自分で守る」というマンション管理に住民参加の意識が根
付いてからではないかと思います。 
 
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 【 編 集 後 記 】

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