「マーキュリー通信」no.977【【中小・ベンチャー企業コンサルタントが語るワンポイントアップの経営術-26「仕事を部下に任せられる能力】】
中小・ベンチャー企業の経営者は仕事が忙しくなるに従い、社員の数を増やしていきます。そして、自分の仕事をどんどん社員に任せていきます。その際、どの程度任せられるかですが、その時に経営者の能力が問われます。
社員の能力や性格をよく見ながら仕事を任せるのですが、任せっきりにしているようで、どこかで手綱を押さえておくことが肝要です。この手綱捌きがポイントです。
昨年7月まで住宅リフォームの経験40年のベテラン社員を雇っていました。彼に現場の仕事を全て任せました。しかし、彼は頭に乗り、社長である私の指示を一切聴こうとしないばかりか、住宅リフォームの経験のない私をバカにしてきました。そして、お客様や会社にも迷惑をかけ始めました。
そこで、受注した仕事が終了したところで、辞めてもらいました。そして、住宅リフォーム部門も閉鎖しました。
中小・ベンチャー企業では、担当者が辞めても、社長が代わりをできるようにしておかないといけないということをこの一時で身をもって経験しました。
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