「マーキュリー通信」no.991【私の健康法-55「歯の治療で損をしないコツ」】
「マーキュリー通信」no.991【私の健康法-55「歯の治療で損をしないコツ」】
私は歯周病予防のために歯周ポケットのチェックに自宅付近の歯医者に半年に一度通っています。
その時に、虫歯の定期的チェックと歯垢歯石の除去を行います。これを実践する
ことで高齢者となっても入れ歯にしなくても済み、快適な食生活を送ることがで
きます。
厚労省では、80歳になっても20本は自分の歯で食事をしようという「8020運動」を
呼びかけていますが、80歳で20本自分の歯がある人は少ないようです。その最大
の原因は歯周病だそうで、日本人の約9割が歯周病だそうです。歯周病がひどく
なると歯槽膿漏となり、歯茎がぐらぐらとなり、入れ歯となります。そして後で
辛い思いをするのは自分です。
自分の歯で食べるのと、入れ歯で食べるのでは食感も違い、
ステーキ等固い食べ物も食べることができるので歯の予防は大事です。もちろん
歯の定期健診も保険が利きます。本日は初診料がかかったので1590円の費用でし
た。通常30分くらいかかるのですが、私の場合、日頃の歯の手入れがしっかりし
ている為、僅か15分で済みました。
さて、本日の定期チェックの際に、10年近く前に入れたインプラントを
そろそろ取り替えた方が良いと言われました。
その時の歯医者の説明では、私の歯はインプラントを入れるのがベストと言われ、
健保が利かないため50万円以上支払ってインプラントにしました。
しかし、インプラントは永久ではなく、10年に一度程度は取り替える必要が出てくるそうです。
本日のチェックでは、私の歯は、インプラントにする必要がなかったそうです。
インプラントの除去後は、保険の利くブリッジにすれば良いとのことです。
インプラントの問題点としては、インプラントの内部に菌が入って、
雑菌が繁殖するとインプラントを取り替えなければならないそうです。すると又
数十万円の治療費がかかります。
インプラントを入れた歯科医は儲け主義で、歯の治療以外で月10万円もする
サプリメントを無理強いしてきたので、その歯医者を止めることにしました。
皆さんが通っている歯医者で、もしインプラントを勧める歯医者がいたら、
別の歯医者のセカンドオピニオンを入手し、どうしても必要かどうかを納得して
からインプラントにすることをお勧めします。そうでないと金儲け主義の歯科医
のお得意さんとなってしまいます。
その歯科医の場合、虫歯となった私の歯を1本抜いてしまいました。
その後、他の歯科医に聞いたら、歯を抜く必要など全然なかったそうです。
患者の無知をよいことに、インプラントを勧める歯医者と、
勝手に抜歯する歯科医は要注意です。
──────────────────────────────────────
【 編 集 後 記 】
知り合いの男性で、周りから見ても明らかに歯槽膿漏だと判っているのですが、
歯医者に行くのが怖くて、ずっと逃げ回っていました。しかし、周りからうるさ
く言われるので、観念して歯医者に行きました。 もちろん歯槽膿漏で歯茎はぐらぐら、抜歯することになったそうです。かなり
の本数を抜歯することになりそうですが、世の中には痛い目に遭わないと行動に
移さない人も多数いるようです。
──────────────────────────────────────
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.990【第72回「新しい時代を創る経営者の会 音声で判るメンタルヘルス」 】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.992【私を育ててくれた元上司達-番外編1「三井物産㈱元会長橋本榮一氏」】 »
コメント