ワンポイントアップの経営術 32号 「トップダウン経営とワンマン経営」】
~~~【ワンポイントアップの経営術 今日のポイント】~~~
会社の成長が伸び悩んでいる時、一度自社の経営体質を振り返
ることも肝要です。
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━━━━━━━━━━━━━━ 2008年10月20日━━━━━━━━━━━
□■□ 中小・ベンチャー企業コンサルタントが語る
■□■ ワンポイントアップの経営術 32号
□■□ トップダウン経営とワンマン経営」】
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「マーキュリー通信」no.1012
【中小・ベンチャー企業コンサルタントが語るワンポイントアップの経営術-32
「トップダウン経営とワンマン経営」】
■中小・ベンチャー企業の経営スタイルは基本的にはトップダウン型です。
何故なら、経営の責任は全て社長にあるからです。又、中小・ベンチャー企業で
は、まだ人材が充分に育っていないことが上げられます。
■一方で、トップダウン経営とワンマン経営を混同している
中小・ベンチャー企業経営者も少なからずいます。
■トップダウン経営とは、社員の意見を聴くけれど、最終的にはトップの判断で意思決定することです。
■ワンマン経営とは、社員の意見を聴かずに、社長がどんどん推し進めていくことです。
この場合、会社の成長発展は社長の器の大きさが上限となります。
■会社が成長し、社員数も増加してくると、社長一人では全て現場を見ることが困難になってきます。
従って、現場の意見をしっかりと聴くことが重要です。これをやらずに意思決定
をどんどんしていくと、社員はイエスマンになっていきます。「どうせ社長に言っ
ても意見が通らない」と言って、社長に意見具申しなくなります。そして、欲求
不満が社員に募ってきます。
■他社でもつぶしが利く優秀な社員は転職し、社長の言うことだけに耳を傾ける
イエスマンばかりになってきます。そして、考えることをしなくなります。
■中小・ベンチャー企業の経営者を多数見てきましたが、ワンマン経営の社長の場合、
社員が育たないと不満を漏らす社長がよくいますが、それは社長がワンマンだか
ら育たないことも一因しています。
■成長する企業の場合、権限移譲し、徐々にトップダウンから切り替えていきます。
これができるかどうかで企業の成長の限界が自ずと決まってきます。
■中小・ベンチャー企業で成長が停滞している場合、この辺を見直すことも肝要
です。
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【 編 集 後 記 】
ワンマン社長の場合、ワンマン経営の弊害に気付いていないことが多いようで
す。ワンマン社長の場合、人の話に耳を傾けようとしない傾向にあります。
もし、それを打破しようとするなら他社の経営者の話を聴くのも一法です。
私が主催している「新しい時代を創る経営者の会」などは恰好の場といえます。
中小・ベンチャー企業コンサルタント
独立開業支援コンサルタント
菅谷信雄
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◆私の友人のDr.平畑徹幸理事長が秋葉原駅前の高層ビル秋葉原UDXビルの6階に
本格的癌治療のクリニックを最近オープンしました。Dr.平畑からクリニック内を案内
されましたが、高度の癌治療の医療機械がクリニック内に設置されていました。
この癌治療機械を使うと、癌の治癒率はこれまで9割だそうです。
日本も、今後は命の値段をお金で買う時代が到来するようです。
UDXヒラハタクリニックの電話番号:(03)3258-8080
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