マーキュリー通信」no.1004【人生に勝利する方程式-40「大恐慌時代には徹
「マーキュリー通信」no.1004【人生に勝利する方程式-40「大恐慌時代には徹
底的に自分を鍛える」】
米金融法案が米下院で否決され株価は大幅に下落しました。
今後、下院で再可決されても、法案の中身が米国金融機関を救済できるのか疑問
視する声もあり、米国初の世界大恐慌の可能性は否定できません。
さてこのような場合、マスコミが大騒ぎするので心理的な影響の方がより大きく、
財布のひもは益々固くなり、不況に拍車をかけていきます。
大恐慌が到来した時にはどうすればよいのか?
私は物事をよく解釈するスーパープラス思考の性格なので、
大恐慌が来たら徹底的に自分を鍛えればよいと思っています。つまり自分を徹底
的に鍛える良いチャンスだと思っています。
私自身現在59歳、人生を100年生きる計画の私にとって、後40年強生きる為に、
自分自身を徹底的に鍛えておけば、残りの人生がより充実したものとなることを
理解しています。それは自分の過去の経験からそのように断言できます。
つまり、楽した頃の自分には力が余りついていません。
大学生時代は自分の人生の中では楽して過ごした頃なので、それほどの充実感は
ありません。もっと徹底的に学問に集中し、徹底的に考える時間を持つべきだっ
たと後悔しています。そのつけがその後来ています。
一方、社会人になってからは徹底的に自分を鍛えてきたので、それなりの充実感があります。
それでも濃淡があります。徹底的に厳しかった職場と比較的楽だった職場があり
ました。徹底的に厳しかった職場は、その時は大変だったのですが、徹底的に鍛
えられたお陰で、かなり精神的にタフになりました。
物産マン時代の最後の職場が東京通信ネットワーク㈱でした。
東京電力と三井物産、三菱商事を中心とした通信会社でした。同社に出向の頃、
私自身7割程度の力で営業活動をしていたのですが、それでも断トツの営業成績
でした。私にとっては一番楽な職場でした。
一方、東電からの出向者からは、東京通信ネットワーク㈱の電話営業は地獄の
ような厳しい職場だと恐れられていました。皆、早く本社に帰りたいと思ってい
ます。
逆に私の方は、こんな楽な職場に長い間いたら自分をスポイルしてしまうので、
精々3年いれば良いと思っていました。
人間は、自分を鍛えてきたかどうかで、同じ環境にいても、天国と地獄程の感じ方をします。
長い間にこれだけの差がついてしまいます。
1年ほど前から、人間力を徹底的に鍛えようと氷山の水面下の部分に力を入れてきました。
どんな厳しい局面でもくじけない不屈の魂に加え、人間的にももっと深く、大き
くなりたいと魂に磨きをかけてきました。過去半年は忙しすぎて、ちょっとおろ
そかになっているので反省し、再度この部分を大きくするように磨きをかけ始め
ています。
仕事面では、過去半年M&Aの仕事にも関わり、自分の経験の幅と深みを加えることができました。
但し、その分インターネット・ビジネスの方が遅れ気味なので、今後はそちらに
も注力していきます。
もちろん仕事を精神面と肉体面の両方で支える健康面ではダイエット革命を実行中で、
心身共にかなり充実しています。
最後は経済的な面ですが、お金は自分を徹底的に鍛えておけば、後からついてくるモノだと思っています。
そして、経済的に安定してくれば、得意先に対し、感謝の思いを発する。
そうすれば善の循環が始まり、精神的にも経済的にも安定してきます。
とにかく、「徹底的に自らを鍛える」、この姿勢を絶えず持ち続ければ、大恐慌など怖くはありません。
但し、いつも張り詰めた糸では、大きなストレスが来た時に、
ぷっつんと切れてしまう恐れがあります。従って、糸の張り方もきつすぎず、緩
すぎず、適度な張り方が良いわけです。これを仏教では「中道」と言います。
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◆◆編集後記◆◆
団塊の世代は大量定年のまっただ中です。
しかし、再就職はかなり厳しいようです。雇用機会均等法の建前上、人材募集
の際には、年齢制限は特に設けていませんが、実際にはまず年齢ではじかれてし
まいます。
団塊の世代の定年者にも優秀な人材は多数います。この人材の受け皿を社会的
に受け止める制度を作っておかないと、後からしっぺ返しがきます。つまり、60
代の前半は仕事面では働く能力も意欲もまだあります。
もし、5年後に好景気となり、人材不足となった時に、団塊の世代は60代後半
となり、意欲も能力もどんどん低下していきます。
今ここでしっかりと社会的な制度を作っておかないと、今後労働の需給ギャッ
プが大きな問題となりますよ (ーー;)
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