「マーキュリー通信」no.1013【ワンポイントアップの仕事術-52「英語力アップのツボ」】
10月9日のboblog「マーキュリー通信」「英語力を維持する」は好評でした。
特に、ロイターのビデオニュース、
http://www.reuters.com/news/video?videoId=91967&videoChannel=1は大変役に
立つとの感想を頂きました。
さて、「私は大前研一通信」を毎月購読しています。
今月号で「語学のツボ」大前研一氏が述べていましたが、ワンポイントアップの
仕事術「英語力を維持する」で私が述べたことと同様でした。
大前研一流に解説するなら、
1.3つの発想を捨てるべし!
(1)和文英訳の発想
(2)この英語は正しいか、正しくないかといった○×式発想
(3)今まで学校で習ったことを、単語以外全て捨てること!
2.そしてやるべきことは、
(1)一流のコミュニケーション能力を持つ人の英語をまねること
最近ではオバマ大統領候補が良いです。ワンポイントアップの仕事術で、
ロイターのビデオニュースをお勧めしましたが、まさに生きた英語の宝庫です。
(2)ビジネスで大切なことは、英語を話すことではなく、英語を使って結果を出すことです。
3.大前研一氏のアドバイスを含めて、私の実践例を纏めてみます。
(1)私の場合、英語を話す場合、脳の中の日本語のチャネルから、
英語のチャネルに自然と切り替わります。その瞬間から、自然と英語で物事を考
え、英語で話すようになります。そのような習慣が体に染みついています。
(2)英語のnative speakerと会う時には、"Hello, nice to meet you.
My name is Bob Sugaya. Please call me, Bob"とsmileを浮かべながら、握手し
ます。これで相手の心が開き、会話がスムーズにいきます。そして、相手とコミュ
ニケーションをとることに最重点をおきながら会話を進めていきます。
英語という言語はオーバーリアクションなので、初対面の挨拶も割と派手にやります。
これをきちんとやることで、心のバリアが取れ、その後の会話がスムーズにいき
ます。
(3)英会話をすること自体が楽しいと思うかが重要です。
私の場合、α脳波が出てくるようです。これはトレーニングの世界です。英語が
口からスムーズに出てこないと、英語を話すことが億劫となります。もし、そう
感じる場合には、英語の歌をカラオケボックスで一人で徹底して歌うことです。
2時間くらい歌いまくると、口がなめらかになってきます。
(4)分からない単語が出た場合には、英英辞典を使います。
つまり、日本語で分からない単語が出てきたら、国語辞典を引くのと同じ要領で
す。
日本にいると英語を話したり聞いたりするチャンスが余りありません。
従って、自分から積極的にトレーニングをしておく必要があります。英語を話す
ことが億劫と感じたら危険信号です。その場合には、億劫にならないようにトレー
ニングすることが重要です。21世紀は、国際化の時代。益々英語力が重要となっ
てきます。
*************************************
──────────────────────────────────────
◆◆編集後記◆◆
人間は、面倒くさい、億劫と感じたら、どんどん退化していきます。
反対に、「楽しい、嬉しい」と喜びを感じたら、進化していきます。
「退化」と「進化」を分けるものは、偏にトレーニングです。「7つの習慣」
風に表現するなら第7の習慣「刃を研ぐ」です。
──────────────────────────────────────
| 固定リンク | 0
コメント