マーキュリー通信」no.1023【第74回「新しい時代を創る経営者の会 考動の学校」】
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「マーキュリー通信」no.1023
【第74回「新しい時代を創る経営者の会 考動の学校」】
http://mercurytsushin.cocolog-nifty.com/
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第74回「新しい時代を創る経営者の会」のプレゼンターは、株式会社ToBeNextの四分一武社長による「考動の学校」です。
中小・ベンチャー企業の経営者も当然社員のレベルアップを常日頃思っているわけです。
しかし現実には、
1.課題が多く、研修テーマが絞れない
2.時間が取れない
3.実際に役立つかどうか疑問
4.予算がない
等々の理由で、研修ができていない。
事実、従業員1000人以上の大企業の場合、管理職研修は8割の企業で実施している。しかし、100人以下の中小・ベンチャー企業では2割程度しか実施できていない。それは上記のような理由によるところが大きい。
そんな問題点を解決してできあがったのが「考動の学校」です。
月4回x6ヶ月コースでかなり細かくカリキュラムが決められている。中小・ベンチャー企業の社員は、能力差が大きく、それぞれの社員にあったテーマを選んで共同受講することもできる。
さて、研修内容の一部が披露されました。コミュニケーションがテーマです。
人間考えることが千差万別ですが、面白い実験をしました。
4人1組のチームを組みます。
まず犬の絵を描きます。次にその左右に自分の思いついた犬に関するキーワードを10書き出します。そして、4人のチームメイトで、キーワードを比べます。
さて、10のキーワードの内、4人全員が共通したキーワードがいくつあったか?
結果はゼロでした。他のチームも、4人全員同じだったキーワードは唯一「忠実」だけでした。
この種の実験をやると、4人全員一致するキーワードは基本的にはゼロだそうです。
こんな単純な「犬」というテーマに絞っても、いかに皆違うことを思うか面白い実験でした。
それだけ人間のコミュニケーションは難しいと言うことです。分かったつもりでも分かっていないと言うことがよくあります。
「考動の学校」では、いかにコミュニケーションをとっていくかをこのような実験をやりながら楽しく実習していきます。詳しくは、http://www.koudou-g.jp/
をご覧下さい。
さて、当会では6月に株式会社ソーシャルアライアンスが「超アナログで営業マンの売上を上げる」という研修に関するレクチャーをしました。一見今回の「考動の学校」とバッティングしそうです。しかし、全然切り口が異なり、逆にコラボレーションがとれそうだと、懇親会の席上で両社の経営者が熱心に会話していました。
当会では、このように様々な形でコラボレーションがなされています。それは主催者として願ってもないことで、このような形で会員企業同士が発展繁栄していっていただければと思っています。
今回も満員大盛況でした。参加者の満足そうな笑顔に接すると、主催者の苦労も報われる気がします。
尚、当会では新しい時代を創る意欲のある経営者の参加は大歓迎です。自薦他薦Okですので、ご参加をお待ちしています。但し、会の雰囲気を壊す方にはご遠慮いただくこともあります。
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◆◆編集後記◆◆
前回のboblog「マーキュリー通信」で「岡目八目」と書いたところ、読者から
早速「傍目八目」が正しいとの訂正を受けました。
以前ワープロ変換した時に「岡目八目」と変換され、今回も「岡目八目」と出
たの特に不思議に思いませんでした。確かに「傍目八目」の方が実感がでますね。
しかし、「傍目八目」と書いて、「おかめ」と読むそうで、日本語は難しいです。
ご指摘ありがとうございましたm(__)m 1つ勉強になりました。
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