boblog「マーキュリー通信」no.1049【中小・ベンチャー企業コンサルタン36「様々な変化を機会と捉えるか、脅威と捉えるかによって企業の成長に大きな影響を与える」
100年に一度の経済危機と喧伝されています。しかし、どんなに不況と言われても、世の中にはその中で伸びている企業は多数あります。
私のところには、今でもベンチャー企業から有望な商材が紹介されてきます。
又、商材のネタはいろんなところに転がっています。
環境関連では、生ごみを燃料とする発電事業で、既に大江戸温泉で採用されています。
同じ環境関連で、遮熱塗料のベンチャー企業が、業界初、透明な遮熱塗料を窓に塗ることで、室外の気温より15%削減できます。しかも、室内から塗装できるので、工事費がぐんと削減できます。
一方、今後はファミリーレストランを始めとする外食産業が大幅に店舗削減を余儀なくされます。店舗閉鎖に伴い大量の不要となった設備が出てきます。これを成長著しい発展途上国に中古品として輸出すれば、大きなビジネスチャンスとなります。
又、日本は人口減少時代を迎えますが、東南アジアはまだまだ人口も経済も伸びています。
ここに大きなビジネスチャンスがあります。
いろいろな角度から世の中を見ると、違った形で見えてきます。
そこをそれぞれの感性でみると又全然違った世界が見えてきます。
その意味で今後は東南アジアが面白いかも知れません。
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編集後記
最近奇をてらったCMが目につきます。
全労済のCMは、「営利を目的としません」ということをPRしています。
しかし、営利目的をしない企業がCMを流すのはおかしいし、営利を目的としな
ければ、つぶれてしまいます。
このCMの意図は、営利を目的としないので、安いということを印象づけようと
しているのでしょうか。
ビジネスマンが見れば明らかにおかしく、嘘だと分かるようなCMを流せば、顰
蹙を買い、信頼をなくすと思うのですが、こういう詭弁が通じる人を対象として
いるのでしょうね。
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