blog「マーキュリー通信」no.1074【ワンポイントアップの経営術-41「従業員を将棋のコマと思うと、会社の成長はその経営者の能力の限界となる」】
~~~【ワンポイントアップの経営術 今日のポイント】~~~
社員の使い方次第で、社員は力を発揮したり、制限したりします。
どこまで任せるか、任せても社員の能力と性格に応じたフォローアップ
の仕方も重要となります。
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━━━━━━━━━━━━━━ 2009年3月19日
□■□ 【中小・ベンチャー企業コンサルタントが語る
■□■ ワンポイントアップの経営術 41号
□■□ 【「従業員を将棋のコマと思うと、会社の成長はその経営者の能力の限界となる」】
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blog「マーキュリー通信」no.1074【ワンポイントアップの経営術-41「従業員を将棋のコマと思うと、会社の成長はその経営者の能力の限界となる」】
経営の3要素「人、モノ、金」で一番重要なのは人です。その人を、経営者の中には将棋のコマと思っている人もいます。
もし、将棋のコマと思うと、社員はその社長の能力の範囲内に収まってきます。社員の使い方次第で歩が成金になって、実力以上の仕事をすることもあります。しかし、将棋の世界は、将棋を打つ人の実力で決まってきます。プロの棋士と素人ではコマの使い方が自ずと違います。素人の場合、良く「王様より飛車角を大事にし」という格言があるように、本来の実力者を使いこなせないことがよくあります。一部の能力は社長以上にあることも多々あります。そこを使いこなせず、自分より勝れている能力を押し殺してしまうことも良くあることです。
社員の使い方の基本は、社員に仕事を与えて、どこまでできるか見ることです。どこまで任せて安心かを見ることです。中小・ベンチャー企業の社員は中途採用が多いです。従って、社員の能力は、その人のキャリアに負うところ大です。それに各個人のやる気と性格が加わります。
人によっては、1つの仕事をきちんとこなすタイプもいれば、多くの仕事を同時並行的にこなすことができる人もいます。又、営業向きの人もいれば、内勤向きの人もいます。社長は、個々の社員の能力と性格を勘案しながら、どのように活用していくかが社長の腕の見せ所といえます。大企業と違い、中小・ベンチャー企業の場合、じっくりと研修をさせる時間的金銭的余裕がありません。又、社員の能力にかなり個人差があります。
従って、能力にばらつきのある人材をいかに効率よく使っていくことが社長に求められる人材活用法といえます。
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【 編 集 後 記 】
仕事で京葉線南船橋駅を降りました。改札を出ると、駅前に何もありません。
食事は立ち食いそば屋が1軒駅にあるだけです。遠くに団地が見えるだけです。
後は、駅の高架下に駐輪場があり、駅から数十メートル先にIKEAのショッピングビルが唯一見えるだけです。
タクシーの運転手にきいたところ、近隣の若松団地の住民と共産党が駅前の開発に反対した為に、半ばゴーストタウン化してしまったそうです。
団地の住民は高齢化が進み、非常に住みにくい地域のようです。
東京駅から30分の好立地、しかも快速も停車します。
2~3東京寄りの新浦安駅前が活況を呈しているのと天と地程の差があります。
間違った開発反対をすると自分たちの首を絞めることになります。自業自得と言ってしまえばそれまでですが。
中小・ベンチャー企業コンサルタント
独立開業支援コンサルタント
マーキュリー起業塾塾長
丸の内起業塾 マーケティング講師
菅谷信雄
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