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2009年3月17日 (火)

boblog「マーキュリー通信」no.1073【人生100年時代を勝ち抜く為の最強戦略-21「もし、余命後1年と告げられたら」】

NHKの朝の連続テレビドラマは、毎朝必ず見ています。半年毎にドラマが変わり、
毎回大きな感動と学びを戴きます。
 さて、今回の「だんだん」では、双子の姉妹、三倉真奈、佳奈がヒロインですが、二人の祖母が膵臓癌の宣告を受ける。余命後1年と告げられ、家族で思い悩んだあげく、祖母にその事実を伝える。

 日本は今や世界一の長寿国です。それに伴い死とどう向き合うかが今後重要となってきます。死は誰にもやってきます。

 私の死生観は、世の中に必要とされなくなったら、あの世に旅立つ心の準備をする。それでは「世の中に必要とされなくなったら」とはどう解釈するのか?ということですが、まさに今回のドラマのように余命後1年と言われたら、その時が自分が世の中に必要とされず、この世とお別れする時が来たと思うことです。

 そして、重要なことは、「死後の世界は100%ある」と理解することです。更には、仏教では、転生輪廻も説いています。つまり、人間は何度でも生まれ変わってくる霊的存在なのだと言うことです。
 このように理解すると、今回の人生は卒業するけれど、又数百年もすれば、新しい人生がスタートすると思えば、希望が持てます。そして、余命後1年といわれても一喜一憂することはありません。
 
 心身共に衰えた自分と長く付き合うより、衰えた肉体を脱ぎ捨て、あの世へと旅立つ方がずっと楽しく思えてきます。彼岸とは向こう岸、あの世のことです。三途の川を渡っていきますが、これは作り話では決してありません。

 もし、私が余命後1年と言われたら、当然その事実を告知して欲しいし、延命治療は、私自身に特別の使命がある場合を除き拒否します。延命治療は、安らかにあの世へと旅立つ妨げとなるからです。
 逆の見方をするなら、あの世の住人から見れば、この世からあの世へ旅立ってくる人には、「娑婆の世界は大変でした。本当にご苦労様でした」ということになります。

 1年後に旅立つことが分かっていれば、そこから逆算していろいろなことができます。私の場合なら、私の経験、能力を活かし、思い切り世の中に役に立ちながら、最期の人生を全うしたいと思います。
 今の自分を見ると、まだまだそんな心境とはほど遠いので、最期は一気に汚名挽回です。最期の1年は、思い切り燃焼して、「ああ、良い人生だった」と実感できるように、そして、周りの人からも、「菅谷さん、ありがとう!」のひと言を戴ければそれで充分です。そんな気持ちで棺桶に入りたいと思います。

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編集後記
 池袋三越が5月6日で閉店します。閉店セールのDMが私の所に届いたので、行ってきました。
 商品は半額以下の大バーゲンです。10万円以上の高級紳士服は5万円(税別)、それ以下のものでも7万円(税別)の三越ブランドの高級紳士服も半額で販売されていました。
 私もスーツ2着と、ネクタイ、ワイシャツを買いました。普段は閑散としている売場もこの日が大混雑でした。
 不景気だからモノが売れないのではないのです。良いモノを安く買えるなら、買いたいのです。
 ということは、三越は、今販売している商品の半額で売れるような体制を取れれば、生き残れると言うことです。三越のスーツは流通の仕組みを知っている私は、正直、購入しませんでした。
 しかし、今回のような妥当な価格なら、やはり三越で買いたいのです。

 尚、池袋三越は、ヤマダ電機が土地建物を買収し、今年末に装い新たに開店するそうです。池袋が又新しく生まれ変わるようです。今や、駅前の一等地は、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ等の量販店に取って代わられる時代となったようです。
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