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2009年3月22日 (日)

boblog「マーキュリー通信」no.1077【私の異見・ひと言申す-88「テレビに何を期待するか?」】

 昨夜のNHKのスペシャル番組「日本の、これから」を見ました。
 視聴者参加番組で、視聴者のアンケートをとると、テレビを信頼していない人が過半数に上ります。このような耳障りなことを放映できるのはNHKならでは思います。

 昨夜ディスカッションされなかった中に、NHKと民放ではそもそも生業が違います。NHKのお客様は、視聴料を支払う我々視聴者です。従って、多様化する視聴者に、視聴率を余り気にせず、広くあまねく良質の番組を提供するのがNHKの責務です。
 その意味では、私は概ねNHKの番組には満足しています。但し、犯罪事件、事故に連日時間をかけ過ぎます。火事で死者が出た程度では、報道価値はありません。この程度の事件事故に貴重な公共電波を使って欲しくありません。私の場合、犯罪、事件報道は時間の浪費となるので、直ぐにチャンネルを切り替えます。

 一方、民放のお客様は、スポンサーです。視聴率を上げるには、基本的にはスポンサー迎合で良いのです。
 但し、いくらスポンサーの為といえ、公共の電波を使用しているのだから、視聴率を上げる為の、低俗な番組はできるだけ控えるべきと考えます。現在の民放は、お笑いタレントのおふざけ番組が多くて、見る気がしません。
 それでも東京12チャンネルのワールド・ビジネス・サテライトのようなビジネスマン向けの良い報道番組があるので、私にとっては貴重な情報源となっています。

 私の場合、テレビ番組は1週間に40~50本の番組を録画しています。それを食事の時間、朝の運動の時間等に見ています。受動的な見方でなく、見たい番組を空き時間に見るようにしています。

 一方、テレビの限界として、目立つ部分を中心に報道する為に、その事件、事故があたかも全てのように視聴者に思わせてしまう危険性があります。それが極端になると、やらせ報道に発展します。

 最近の報道では、年末年始の「日比谷公園内での派遣村」の放映でした。派遣切りの悲惨さを放映し、政府を動かす力となりました。
 しかし、その後、派遣村は「憲法9条改正阻止」と言った政治的プロパガンダに発展しているのは本質のすり替えです。テレビはこのような事実も報道すべきです。

 その他、二流週刊誌の如く、政府の悪いところにスポットライトを浴びせ過ぎています。マスコミは麻生政権の問題点ばかり報道してきた為に、支持率が大きく落ち込んでいます。政治が不安定だと、それが株価に影響し、経済にも影響してきます。マスコミはその辺を全然考慮していないようです。

 政府を擁護しろとは言いませんが、もう少し見識を持った対応をして欲しいモノです。
 最後に、「日本の、これから」に関しては、元気のない現在の日本を、元気づけ明るくする番組を積極的に放映して欲しいと思います。 

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編集後記
 一家に複数台テレビを所有する時代になり、視聴率自体が余り意味を持たなくなってきました。
 先月、パナソニックのプラズマテレビ購入した時にWowWowの1ヶ月無料視聴サービスがありました。しかし、テレビ番組表を見ても、見たい番組が全くなく、1ヶ月間WowWowを全く見ていません。WowWowは映画中心なので、私のような多忙なビジネスマンには映画を見る時間的余裕がなく、ターゲットではないようです。

 一方、一昨日、さいたま新都心のジョンレノンミュージアムに行った際に、100メートル以上の行列ができていました。何の行列かと聞いてみると、「ポルノグラフィティ」というグループの為に並んでいるとのことでした。「ポル ノグラフィティ」というネーミングは、我々の年代には、「ポルノ雑誌」しかイメージが浮かびませんが、それだけ世の中が多様化してきたことになります。

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