boblog「マーキュリー通信」no.1089【私の異見・ひと言申す-89「定額給付金支給事務に関する呆れたお役所仕事」】
定額給付金の通知が豊島区から来たので、氏名、住所、そして振込銀行口座を記入して、今朝ポストに投函しました。
帰宅してから定額給付金支給に関する留意事項が記載されていたので、一応目を通しました。
目的は、「景気後退下で区民の皆さんの不安に対応する為の生活支援と、あわせて、皆さんに広く給付することにより、地域の経済対策に資する事を目的として給付します」ともっともらしいことが書いてあります。
まず、僅か1万2千円程度(我が家の場合は夫婦2名で24千円)で生活支援とは恩着せがましいと思いました。
次に、地域の経済対策を謳うなら、豊島区だけで使える豊島区発行の商品券を発行すればよいわけです。利用期限を3ヶ月程度にすれば、早期の利用促進が可能となります。しかも、定額給付金を辞退する人は、商品券を利用しなければ、自動的に辞退したことになります。
そして、なによりもびっくりしたことは、こんな少額のお金をもらうのに、
わざわざ本人確認の為の書類(免許証、保険証、パスポートのいずれ1点)のコピーと振込口座のコピーを同封せよとのことです。
まさかこの程度のお金をもらうのに、こんな手間暇をかけさせるとはゆめゆめ思わなかったので、本人確認の資料を同封せずに投函しました。
私のようなおっちょこちょいの人間は他にも多数いると思います。このフォローアップの作業でまだ事務が煩瑣になります。
それともか同封しなかった本人が悪いのでそのまま放っておくのでしょうか。
そうすると政府のあまねく支給するという趣旨に反してきます。役所の対応を見たいと思います。
それから、給付金申請書の半月前に、わざわざご丁寧に定額給付金が4月12日頃届きますという通知が届きました。こんなのも全く無駄です。
定額給付金支給に関する莫大な通信費と事務処理費用は区民の税金から出ているはずです。この辺が民間人とお役所の感覚に相当ずれがあります。
私なら、上記の通り、豊島区内だけで利用可能な豊島区発行の商品券(3ヶ月間有効、千円券を12枚)を、住民票記載の区民に郵送します。住民票は100%正しくはありませんが、定額給付金の趣旨である経済対策を考えれば、これで充分です。
定額給付金に関しては過半数の国民が反対していますが、支給に関するお役所仕事を見ていると、ますます反対です。結局、我々国民や区民に税金となってツケが回ってくることになります。
来るべき総選挙で、定額給付金を自分の手柄と吹聴する代議士がいたら、「衆愚政治を代表する愚かな代議士」と見なし、絶対に投票しません。
「衆愚政治」という漢字を見ると、愚かな衆議院議員とも読めますね(;-;)
◆◆編集後記◆◆
一橋大学同期の河村たかし代議士が民主党を辞めて、名古屋市長選に立候補するとのことです。
前回は、民主党との軋轢の中で立候補を断念せざるを得なかったのですが、今度は民主党の支持も取り付けての立候補となりそうです。
河村たかし君からは、隔月「夢負けるな!」という1人新聞が送られてきます。
政治家として骨のある彼こそ、小沢一郎の代わりに総理になって欲しい人物です。
破天荒の彼は民主党内ではどちらかというと浮いた存在のようです。
友人として、是非、名古屋市長に当選して欲しいモノです。
名古屋市民の方がいたら、清き一票を是非お願いします。
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