boblog「マーキュリー通信」no.1114【人生の折り返し地点、60年を振り返って-3 「私の人生は、チャンスが訪れ、それにチャレンジする連続でした」】
好奇心旺盛な性格で、社会人になるまではいろいろなモノにチャレンジしてきました。
一番最初のチャレンジは、高校受験でした。当時三多摩で最難関の立川高校を受験しましたが、余り受験勉強をしなかった為に、1点差で不合格でした。
その反省を活かし、大学は死に物狂いで一橋大学商学部にチャレンジして、合格しました。
3番目は、前回の「マーキュリー通信」で取り上げた朝日洋上大学へのチャレンジでした。
4番目のチャレンジが、25年前カナダから帰国した時に、異業種交流会に参加し見ようと思ったことです。それ以来、ビジネスも含めいろいろな話が私の所に持ち込まれました。そして、自分でチャレンジするというよりは、様々なチャンスが巡ってくるようになりました。現在の、人脈、情報源、自己啓発等半分以上は、最初にトライした異業種交流会(朝食会火曜会)がルーツになっています。
一方、社会人になってからは、意外と自ら新たな道を切り開いてチャレンジすることは寧ろ少なく、大抵私の所にチャンスが訪れ、そのチャンスにチャレンジしてきました。その連続といえます。情報産業部門に異動してからは、私のチャレンジの中で最大のものが、テレマーケティングの新会社もしもしホットラインの創業でした。
ベンチャー起業家との付き合いはそれがきっかけとなり、私の元には以降頻繁に新規事業案件が持ち込まれました。ベンチャー起業家との付き合いも100社100人以上となります。
新規事業は、よく千三つと言われます。つまり、成功するのは千の内、3つと言われています。好奇心旺盛な私は、新規事業にチャレンジし続けましたが、失敗の方が圧倒的に多いです。
しかし、成功と失敗を通じ、どういう場合に成功し、どういう場合に失敗するかをかぎ分ける見識、胆識がついてきました。
そして、新規販路の開拓が得意な経営コンサルタントという新たな私独自のUSP(Unique Selling Proposition)を開発しました。
今でも私の所に頻繁に新規事業の話が持ち込まれるのは、人脈が豊富なこと以外に、人の話に先入観を持たず、素直に耳を傾けるという性格だからと思います。
Chanceという英語のスペルにtを加えると、Changeになります。tとはtryのことです。つまり、私の所に訪れたchanceに対しtryすることで、自分自身をchangeさせることができました。
一方、絶えず自分自身にイノベーションをかけ、自分自身を変えることで、更に様々なチャンスに恵まれてきました。
例えば、三井物産では、英語の資格がないと海外駐在はできないので、新入社員の時に、25万円もする英会話カセット教材を購入しました。毎日帰宅するとカセットテープを聞き、英語力をブラッシュアップしていきました。当時の25万円は、現在の100万円の価値がありますが、その甲斐あって、早期に英語の社内資格を取ることができました。
そのお陰で、三井物産でも海外駐在のチャンスが早く巡ってきました(31歳の時)。又、その時の語学力が現在でも生きています。
私自身は、このようにして、自分の運命を開拓してきました。つまり、チャンスが訪れたら、それを活かし、自分自身の力をつけていく一方で、チャンスが巡って来るように、自分自身の実力を絶えず磨いてきました。
もちろん今でもその姿勢は変わらず、一生涯勉強と思い、自己研鑽を積んでいます。
◆◆◆編集後記◆◆◆
自己成長は、年齢に関係ないと思っています。
自己成長していると感じた時に、そこに喜びや感激を感じるからです。
逆に、自己成長をしようという気持ちを失った時に、そこから退化が始まります。
これは年齢に関係ありません。
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