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2009年7月 1日 (水)

boblog「マーキュリー通信」no.1133【よけいなお節介】


 ソフトバンクの携帯端末を最近買い換えました。私の場合、電話以外殆ど使わないのですが、現在の端末は余計な機能が多数あります。
 その中で、着信の際に、スピーカーホンになるので、困って携帯ショップに問い合わせしました。携帯ショップの店員も分からなくて、ソフトバンクに聴いてみると、着信の際に指の触れ具合でスピーカーホンになってしまうようです。その場合、着信ボタンを押すと、スピーカーホンは停止します。
 しかし、普段不要な機能なので、本当にユーザーの使い勝手を考えない、開発者の勝手な思いこみによるよけいなお節介です。

 こんな余計なお節介は世の中に結構あります。
 その最たるものがマイクロソフトのWord、Excelのソフトです。
 現在のExcelは、ファイルを開くと、「更新するか、しないか」聞いてきます。「更新する」をクリックすると、今度は「継続」するか聞いてきます。こんな機能もユーザーに余計な手間を掛けさせる「余計なお節介」です。

 先日、私の所に新しい保険証が届きました。裏面を見ると、臓器法の改正案が通ったせいで、「臓器提供の諾否」の欄がありました。こんなのも余計なお節介で、間違った善意の教養です。
 私は「臓器提供の拒否」欄にチェックを入れました。

 「死」の定義を人間の浅知恵で決めてはいけません。「死」とは、肉体と繋がっていた霊子線が切れて、肉体から霊体が抜け出す時を言います。死んで直ぐに火葬場に運んで焼いてしまうと、霊体が肉体から抜け出ていないので、焼かれた死体に止まっている霊体が生き地獄を味わいます。その為にお通夜があるわけです。
 因みに、肉体から抜けた霊体は通常1ヶ月程度は、まだ死んだ実感がない為、この世への執着から死体の周りを浮遊しています。その為に49日という儀式があります。

 高齢者社会の進展に伴い、「死」の定義を法律で決めるより、「死とは何か」に対し、もっと真剣に踏み込んだ議論をして、死に対する認識を深めて欲しいです。

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