boblog「マーキュリー通信」no.1170【性教育の暴走】
桜井裕子著「性教育の暴走」(扶桑社刊1575円)を読んで、私のような性教育を殆ど受けたことのない世代にとり、これが子供に対する性教育の実態なのかと知り、思わず卒倒しそうになりました。
性教育に年間費やす時間は、小学校1~2年生で20時間、3~4年生で25時間、5~6年生で何と30時間もかけているそうです。
小学校1~2年生用の教材では、「ぱぱのせいしとままのらんしがむすびついてきみがうまれたんだよ」と言ったことを教えているそうです。小学校1年生用だから全てひらがなですが、何のことかさっぱりわからないでしょう。
中学生になると、男女の結合部分までマンガで説明している。そして、セックスは楽しいからと中学校で教育しているとは呆れてものがいえません。妊娠しない為に、実物大のペニスにコンドームをかぶせ避妊教育を実施ているそうです。もし、妊娠したら早めの中絶を勧めている。まさか学校でフリーセックスを奨励しているなんて想像できませんでした。
フリーセックスの奨励と同時に、オナニーも積極的奨励している。オナニーは悪いことではない。
だから一人でいるときはどんどんやりなさい。「その快感が堪りませんよ」といった類のことを学校で教えているとは呆れてものもいえません。中学生にオナニーを教えると、受験勉強にも集中できないでしょう。
更には大人のセックスの実態調査と称して、子供が親に「お父さんとお母さんは週に何回セックスをしているの?」なんて聞くこともあるそうです。
又、小学生の男子と女子の兄弟がお互いに性器を見せっこし、くっつけ合っているような親が仰天する事件も報告されているそうです。
父親が娘を強姦するケースも増加中だそうですが、これも親子で愛し合っているならそれほどのおとがめもないと聞くに及び唖然としました。
何故こんな常軌を逸した性教育が行われているのか。それはマルクス・エンゲルスが理論構築した共産主義をルーツとするフェミニズムからきているそうです。
フェミニズムは本来、女性解放運動だったが、それが発信地の米国でベトナム反戦と合流し、我が国では、これに人権、平等、反戦平和、軍縮などの主張が絡み合って渾然一体の様相を呈している。
主にこのフェミニズムを絶対善として信奉する教師たちが、性交指導を扇動しており、その中心的組織が性教協(”人間と性”教育研究協議会の略)です。
フェミニズムの考え方は、男女の性差はないというジェンダーフリ-の考え方です。違いは男女の性器の違いだけ。但し、お母さんの胎内ではもともと男女の性器は同じ形をしていて、女子のクリトリスが伸びていったものが男子のペニスであり、それを小学校1年生から教えている。小学生から「おちんちん」と言わず、正しく「ペニス」と言いなさいとも指導しているそうです。小学生にクリトリスやペニスと言った性知識を教え込むこと自体常識では考えられないことです。
ジェンダーフリ-の考え方では、名簿は男女混合で五十音順、体操着や水着の着替えも男女同じ教室で行うという異常行為を現場の教師が実践指導している。
ジェンダーフリ-教育を教えているのが日教組です。民主党には日教組出身の国会議員が今度の選挙で多数当選しました。又、日教組出身ではないが、ジェンダーフリ-教育の積極的推進者が民主党の小宮山洋子議員です。
日教組の罪は、ゆとり教育といじめ問題と思っていましたが、常軌を逸した性教育を子供に行っていたとはあまりにも一般常識とかけ離れています。
結局、ジェンダーフリ-教育と行き過ぎた性教育の被害者は女性です。中学生から性行為をしていたらそのツケが大人になって精神的にも肉体的にも回ってきます。
性教育は基本的に必要ありません。その代わり小学生に道徳の時間に切り替えるべきです。性教育が必要なのは、初潮を迎える年齢となる女生徒に対する正しい性知識程度です。それと、思春期を迎える中学生辺りから男女差が顕著となり、力強く逞しくなる男子が女子に対する思いやり、女生徒を守ることの大切さを教育を通じて教えることくらいでしょうか。
フェミニズムやジェンダーフリ-教育は、人間という尊厳を否定し、獣に貶める地獄的教育です。
今回の総選挙では殆ど話題にならなかったけれど、極めて重要な問題だと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
中学2年生の時に、道ばたに大人の漫画が落ちていたので、それを拾って見ました。
その中に男性が女性の下着を下ろしているシーンがありました。
女性の下着のデルタ部分はピンクに染まっていました。
それを見て、恥ずかしさで顔を赤らめたことを懐かしく思い出しました。
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8月22日付boblog「マーキュリー通信」no.1162【日本人が知らない感動秘話「海の武士道」を読んで】でご紹介しました恵隆之介氏の「海の武士道」がDVDとなり学校の副教材となることになりました。
感動秘話「海の武士道」のDVDを見た生徒たちは皆感激し、日本人に誇りを持ちます。
しかし、個人レベルで勧めているため、副教材制作の資金が不足しています。
そこで、この度上智大学名誉教授渡部昇一氏と元航空幕僚長田頼神俊雄が発起人となり、「『工藤俊作艦長』道徳授業普及推進会発起人会」を立ち上げ、皆様の寄付金を募っております。一人でも多くの方が参加し、日本の教育を良くするために立ち上がっていただけたら幸いです。
「『工藤俊作艦長』道徳授業普及推進会発起人会」へのご支援依頼
発起人代表 上智大学名誉教授 渡辺昇一
副代表 元航空幕僚長 田頼神俊雄
民主党政権がついに誕生しました。今、世相は大きく混乱しようとしております。
我々はいかなる状況に陥ろうと、青少年の道徳、歴史教育をなおざりにすることはできません。
何卒、拙文ご高覧の上、ご支援賜りますよう願い申し上げます。
1. 内容と経過
昨年12月7日、元英国政府外交官サムエル・フォール卿が来日し、埼玉県薬林寺にあります日本帝国海軍中佐工藤俊作の墓前に参じました。
卿は第二次大戦中、昭和17年3月2日、ジャワ海で同僚422名とともに漂流中、工藤艦長に全員救助されました。卿はこの時のお礼を述べるため、66年の宿望をようやく果たしたのであります。
当時、工藤艦長指揮する駆逐艦「雷」は220名しか乗務しておらず。まさに命懸けの救助劇でありました。
しかも救助された英海軍将兵達は、「雷」甲板上で手厚く介抱され、さらに工藤艦長は、前甲板に英海軍士官を集めてその健闘を称える訓辞を行いました。
しかし工藤艦長は戦中、戦後ともこの行動を決して語らず、また「雷」は昭和19年4月13日、中部太平洋で米国海軍潜水艦の雷撃を受けて轟沈、全員戦死されました。
この美談は戦後歴史の彼方に忘却されようとしておりましたが、工藤艦長を人生の師と仰ぐサムエル・フォール卿が世界に、「日本武士道の実践」と発信したことにより我が国国民に知られたのであります。
平成19年4月19日、この実話がフジテレビ「アンビリバボー」(タイトル「ザ・ラスト・サム
ライ」)にフォール卿が出演し、工藤艦長の行為を称えましたところ、視聴者から感動を伝える電話がテレビ局に殺到したとのことです。
今年2月、横浜の公立小中学校で、道徳授業のメインテーマとして、この「ザ・ラスト・サムライ」の映像が使用されました。
結果、これは生徒に空前の感動を呼んだのであります。
彼等の感想文には、「こんな大人になりたい」(小6感想文)、「武士道を誇りとして、一日一日を真剣に生きて行きたい」(中2感想文)という内容をはじめ、日本人としての使命感までもが強調されているのであります(実施徳目・新学習指導要領「感謝の心」、「真の国際交流のあり方」)。
一方、このDVDは、6月25日、沖縄国際大学教員養成課程学生を対象とする歴史授業で教材として上映されました。
本大学は左翼活動で有名ではありますが、同大学教授が驚嘆するほど学生達を感動させたのであります。
以上、本件が全国に普及すれば、国民とりわけ青少年にも大きな影響を与えるものと確信されます。
2.今後の活動方針
従来、学校現場におきまして、「内部資料」として映像「アンビリバボー」のDVDが使用しておりましたが、この度、扶桑社からこの映像を基に普及版DVDを正式に作成し、さらに解説書を加えて、道徳授業教材として全国に廉価で発刊することになりました。
この裏には、サムエル・フォール卿の全幅の信頼を受け、フォール卿の墓参を支援しました元海上自衛隊士官の恵隆之介氏の活動が効を奏したのであります。
従来、一度使用されたテレビ映像をDVDとして市販すると言うことは、映像使用料が高額で市販には合わないとされて来ました。
これを恵氏が東奔西走し、教育上の有用性を強調して関係者を説得したのであります。
この結果、フジテレビ、映像製作会社、扶桑社、三社が納得し、それぞれが利益を極限して廉価版を作り普及に努めることで同意したのであります。
ところで恵氏は沖縄に居住しておられ、東京往復旅費や滞在費に費やした経費も少なくありません。
しかも本書発刊後は、全国の教育委員会、校長会に解説活動をする必要があります。
今回、このプロジェクトに要する経費は出版社負担では無く、すべて自己負担である上、誠に残念ながら本活動を本格的に後援し、推進しようとしておりました有力国会議員数名の方々がこの度の選挙で落選してしまいました。
そこで我々は恵氏をはじめ志を同じくする方々の活動を支援し、また各界に呼びかけてこの教材を全国に普及させるため、「『工藤俊作艦長』道徳授業普及推進会発起人会」を組織した次第であります。
出費多端の折でありますが、どうか本会の趣旨にご理解を賜り、ご支援下さいますよう御願い申し上げます。 併せて発起人会へのご参加も募っております。
平成21年9月吉日
浄財振り込み口座
ゆうちょ銀行 口座番号 01770-3-51959
口座名 「工藤俊作艦長」道徳授業普及推進発起人会
みずほ銀行 店 番 693 口座番号 1672310
口座名 「工藤俊作艦長」道徳授業普及推進発起人会
(以上)
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