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2009年9月12日 (土)

boblog「マーキュリー通信」no.1173【人生に勝利する方程式-46「信頼関係は時空を超えて引き継がれる」】

8月22日付boblog「マーキュリー通信」no.1162で【日本人が知らない感動秘話「海の武士道」】をお伝えしました。
 60年以上前の大東亜戦争の最中、漂流中の英国海軍人フォール少尉以下422名が日本の工藤艦長に救われました。
 フォール卿は工藤艦長の行為を「海の武士道」と高く評価し、昨年来日して工藤艦長の墓前で感謝の意を捧げました。

 一方、今から100年前にオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号(Ertu$(D+;rul F$(D)Erkateyni)が、和歌山県串本沖、紀伊大島の樫野埼東方海上で遭難した事件の話を聞きました。明治天皇までが指示を出し、全力で遭難船救出に当たったそうです。詳しくはURLでご覧になれます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AB%E5%8F%B7%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 100年前のこの美談が現在のトルコに引き継がれ、日本とトルコの友好関係の起点として記憶されているそうです。現在、和歌山県串本町の樫野崎灯台そばには、エルトゥールル号遭難慰霊碑およびトルコ記念館が建っています。

 この2つの事件を見て、「人生に勝利する」とは信頼関係構築の連続だと思いました。私にはまだ2つの事件のような大事件に遭遇していませんが、小さな信頼関係1つ1つの構築が「人生に勝利する方程式」と思っています。 

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

 戦前の大日本帝国の行動規範は武士道の精神に基づき、随所にその美談を伺います。しかし、世界史でも日本史の授業でも習いませんでした。
 それは、戦後GHQがとった占領政策の1つに、大日本帝国軍をいかに悪く思わせるかという自虐史観を日本人に植え付けることに起因しているようです。
 鳩山民主党内閣がまもなく誕生しますが、心配事の1つに、歪められた自虐史観が更に助長されるのではないかということです。
 歴史の針を元に戻すことが難しいことは、村山談話による「侵略戦争説」が定着してしまったことからも伺えます。 
 
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