boblog「マーキュリー通信」no.1175【ありがとう!イチロー偉業達成!!】
イチローがMLBに移籍の年以来9年連続200本安打という偉業を達成しました。
日本人、そして米国人のイチローファンがこの偉業に対し惜しみない讃辞を送っています。
私は「おめでとう!!」を超えた「ありがとう!!」という最大級の讃辞を送ります。
2004年にシスラーを超えた年間262安打の新記録達成の年も凄かった。しかし、9年も連続して200安打以上を打つことは、技術力、肉体&健康維持、精神力の3拍子を9年間続けるのだから、陰で人並み外れた努力をしていることと思います。
イチローは今年36歳(1973年10月22日 生まれ)となり、私と同じ丑年生まれです。年齢的には、一般ビジネスマンの世界では50代後半に当たることと思います。
そんな体力と気力の限界に挑戦しているイチローを見ていると、我々ビジネスマンも勇気を与えられます。だから「ありがとう」なのです。
そして、イチローから多くのことを学びます。
「イチロー式集中力」(児玉光雄著 インデックスコミュニケーションズ社刊 1365円)にこんなことが書いてありました。
他人と競うことに無関心になる。他人と競うことを止め、自分の目標を定め、その目標に向かい「自分はやれる!」と信じることです。
これはイチローの野球哲学とその実践に現れています。打率でなく、安打数、200本安打にこだわるから他人との競争がなくなるわけです。首位打者や、4割打者を狙ったら、自分を見失ってしまうからです。「ライバルは他人ではなく自分自身」とイチローは言い切っています。
我々ビジネスマンは、自分のキャリア、経験が全てです。そこにイチロー式目標の設定をして、集中力を高め、目標を達成していくことに価値があるわけです。
長い人生にはスランプもあります。イチローは、「スランプこそ絶好調」「4打席ノーヒットの後の5打席目に心から喜べること」と言い放っています。
つまり、スランプがあるから努力する。目標が達成できないなら、更に目標に向かって努力する。
思った報酬が得られなければ、再び努力する。常にプラス思考です。
昨日もNHKのクローズアップ現代で、「こんな日本に誰がした」式の国民の不平不満を代弁したような特集をしていました。見ていて気分が悪くなったので、直ぐにチャンネルを切り替えました。
こんな不況の世の中だからこそ、イチロー式人生観で、各自自分の人生目標を設定して、その目標に向かい努力していってほしいと思います。
巨人が連続9年日本一の偉業を達成したのが昭和41年~49年でした。
イチローの200本安打は21世紀に入ってからの9年間でした。どうか巨人のジンクスを破り、2010年以降も前人未踏の目標に向かって、ファンに夢と希望、そして勇気を与え続けてほしいと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
2004年10月14日にboblog「マーキュリー通信」の第1号を発信し、皆様からのご支援を頂き、約5年間で1200号近く発信しています。
私もイチロー並に年度別の発信回数をカウントしたところ、
2004年 52号
2005年 220号
2006年 268号
2007年 283号
2008年 219号
2009年 133号
合計 1175号
2007年には283号発信したので、イチローのヒット1本を、boblog「マーキュリー通信」1号分としてカウントすれば、イチローの最多安打262本を超えたことになります。
私もイチロー目指して、毎年200号以上の発信を目指します。
私の次の目標は2000号です。目標達成は2013年1月1日の予定です。プロ野球でいえば2000本安打達成ということになるでしょうか。
多くの読者に支えながら、2000号に向けてがんばっていきたいと思いますので、引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます。
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