boblog「マーキュリー通信」no.1177【私の異見・ひと言申す-102「女性の最大かつ最高の仕事は「出産と子育て」との価値観を構築する」】
鳩山内閣の顔ぶれが発表されました。国防、外交で不安があるものの、それほど大きな心配はなく、取りあえず様子見といったところです。
国民が支持しない問題児福島瑞穂社民党党首は、消費者、少子化担当大臣と比較的軽い大臣に選ばれたので、ほっとしています。
民主党のマニフェストの目玉「子供手当」に関しては、当面の景気刺激策にはなるでしょうが、根本的な少子化対策にはなりません。
戦後、女性の高学歴化と職場進出が活発となり、女性の職場進出も定着しました。その一方で、出生率の低下が問題となっています。
男女雇用機会均等法が定着しましたが、何か根本的な重要問題が置き去りにされている感じがします。
それは、男女の性別の違いからくる「役割の違い」に関する認識が希薄になっているということです。男性には子供は産めません。出産は女性だけの神から授かった特典であり特権です。
今ここで、女性の最高かつ最重要の仕事は、「出産と子育て」であるという価値観と社会認識を定着させるべきです。
こういう意見を言うと、女性の中には、「国がそのような価値観を押しつけるのはけしからん」という人もいると思います。
しかし、大多数の女性が社会進出して、本当に天職といえる仕事に携わっている女性はいったいどのくらいいるのでしょうか。大学を卒業したら、企業に勤めることが当然と思われている男性でさえ、自分の望む職業についている男性は少数派です。
もちろん、女性の中には、天職に出会い、素晴らしい仕事をしている女性が多数いることも私は個人的にも知っています。それはそれで素晴らしいことですし、そういう女性を尊敬しています。
しかし、深刻な少子化の現代こそ、「出産と子育て」の重要性と社会的意義を再認識すべきです。そして、「出産と子育て」は、大変だけれど、何物にも代え難い喜びと幸福を得られるということを政府自らが積極的にPRしていくべきです。この認識に立って、「出産と子育て」に関する様々な支援をしていくべきです。
例えば、子供を持つ家庭には、公共住宅を優先的に供給する。家賃は、相場の2分の1から3分の1にします。子供の人数に合わせ、広さもステップアップしていく。その為の、共同住宅の建設をすれば、景気対策になります。
一方、戦後米国の負の価値観である離婚件数の急増は、結婚に対する心理的ブレーキとなっています。その為にも、米国の価値観であるお互いの意見を主張し合う文化から、「和を持って尊し」という聖徳太子以来の日本の文化を復活させ、教育も含め様々な場面でPRしていくことが重要です。
「出産と子育て」に関しては、まだまだ言いたいことがたくさんありますが、又、別の機会に述べたいと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
「出産と子育て」は、女性にとって最高の自己実現であり、それを実現できた喜びと幸福、充実感は残念ながら男性には味わえません。
私が、来世で、もし女性に生まれ変わったら、たくさんの子供を産み、子供の成長を我が喜びとする、そういう人生を送りたいと思います。
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