boblog「マーキュリー通信」no.1180【私のヒューマンネットワーキング-4「異業種交流会を自らが主催する」】
異業種交流会への参加を開始したのが25年前、その間50の異業種交流会に参加しました。ヒューマンネットワーキングを積極的に構築するなら、自ら異業種交流会を主催するのが一番です。
私が最初に主催した異業種交流会が、一橋大学商学部田内ゼミOB会田内ゼミ情報交遊会です。
カナダから帰国した25年前に、田内ゼミのOB会に初参加しました。田内ゼミのOB会とは、恩師一橋大学教授田内幸一先生を囲んだ田内ゼミのOB会です。隔年毎に行われているとのことでした。しかし、毎回名刺交換しただけで、同期の旧友同士がお互いに旧交を暖める程度で、同期以外のOBとの交流は余りありませんでした。
そこで、私がおんどうを取り、毎月恩師田内先生を囲んだ勉強会をしようと呼びかけました。当初は年次の近い昭和45年、46年、47年卒のOBに絞り、集まりました。
勉強会の内容は、毎回ゼミのOBが自分の担当している仕事をレクチャーする形式をとっています。
参加人数が15名前後と少人数なので、マスコミには乗らないオフレコ情報、裏情報もふんだんに聞けます。
恩師田内先生は、マーケティングの大御所ですが、ゼミのOBからマーケティングに関する生の情報が聞けるので、毎月参加されるのが楽しみだったようです。田内先生のプロフィール( http://www.chikura.co.jp/book/0643.htm )
田内ゼミ情報交遊会は、その後年次も拡大し、全べての田内ゼミOBに拡大しました。私が万年世話役として100回以上続きました。時々、先生を囲んだゼミOBの旅行も企画しました。100回を記念して、韓国にも旅行に行きました。
しかし、田内先生は、肝炎ウィルスが原因で10数年前に他界されました。以後田内ゼミ情報交遊会は休会となりましたが、喪が明けてからは、若手の辻寛さんにバトンタッチして、現在も毎月勉強会を継続しています。既に200回以上の長寿の異業種交流会となっています。
今月は、久しぶりに私が講師役を務めました。
テーマは、私の体験談を基に「小説 ハゲタカ弁護士によるアンシンジラブルな企業買収騒動記あらすじ」をお話させていただきました。丸秘の内容が多く、推測部分も多いので、小説形式にして発表しました。
田内ゼミ情報交遊会は、少人数の集まりですが、田内ゼミのOBと神田一橋にある如水会館で旧交を温めるのも、心のふるさとに出会える感じがして楽しいです。
如水会館は、一橋大学の卒業生の寄付によりできたOBの為の14階建の会館です。如水会の命名は、中国の古典から「水の如き交わり」からきています。都心の交通至便の場所に、毎月一橋大学のOBが集まり、旧交を温めることができる幸福を味わっています。そして、このような素晴らしい会館を建てていただいた先輩諸氏には感謝の気持ちでいっぱいです。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
今月の田内ゼミ情報交遊会には、久しぶりに参加していただいたOBも数名いて、会議室は定員オーバーの盛況となりました。
現在の、田内ゼミ情報交遊会は、2代目世話役辻さんに引き継がれ、10年以上継続しています。
世話役の大変さを知る私としては「お疲れ様!」の気持ちと、辻さんには心より感謝申し上げます。
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