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2009年10月27日 (火)

boblog「マーキュリー通信」no.1209【恩師の遺作「地盤災害」に学ぶ】

神代高校1年生の時の恩師羽鳥謙三先生が出版したとの口コミ情報を得たので、本年4月に出版した「地盤災害」(之潮刊 2730円)をアマゾンから購入しました。

 羽鳥先生は地学の教師で、ユニークな表情と語り口から「陸上カバ」のニックネームで生徒からは人気がありました。

 一般的には、建物の強度が注目され、阪神大震災クラスの震度7でも大丈夫な家屋の建設が阪神大震災以降進められています。しかし、羽鳥先生は、地震大国日本を地学の専門家の立場から分析しています。大地震の際に心配なのは、建物の強度より地盤と力説される。

 不動産購入の際に一番気をつけることは「地盤」です。日本には至る所で土地開発がなされ、盛土されている。盛土はきちんと踏み固められていれば良いが、経済原則優先でそのような場所は殆どないと思った方がよい。羽鳥先生は、諸悪の根源は緩い盛土と力説される。

 それでは地盤の弱い住宅に住んでいる人はどうしたらよいか。地震の際には、外に出ないこと。地震で死ぬ人の理由ははっきりしています。
 建物の外は危険でいっぱいです。あわてて外に飛び出して、ブロック塀の下敷きになって死ぬ。その他、戸外は看板他危険な落下物がたくさんあります。

 建物の中ではどうしたらよいか?
 屋内で死ぬ人の大半は、タンスや本箱が倒れて、その下敷きになって死ぬ人が大半です。倒壊防止金具をつけている家は意外と少ない。皆さん死んでから気がつく人が多いようです。

 本書は、一般人にも分かりやすく書いています。地震災害の主犯格は建物の強度と思っていたのですが、手抜き造成工事が最大の主犯と認識を改めました

 実は、私が池袋・大塚地区に引っ越してきた最大の理由は地盤でした。それまでは江東区に住んでいました。一番の不安要因は、地盤でした。マンションの2階に住んでいましたが、地盤のせいで建物が傾くリスクも否定できませんでした。
 そこで、地番の良い都内のエリアを探し、ライオンズシティ池袋を選びました。ライオンズシティ池袋の建設予定地を、豊島区役所で活断層の有無も含め、地盤が問題ないかどうか確認しました。
 

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
 11月3日母校神代高校で還暦同期会が開かれます。羽鳥先生は病院に入院中でしたが、車いすに乗ってでも同期会に参加したい旨代表幹事の私のところに連絡が入りました。
 しかし、残念ながら先日他界されました。恩師の冥福を心よりお祈り申し上げます。
 
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