「マーキュリー通信」no.1218【海の武士道を貫いた「工藤俊作艦長」道徳授業普及推進委員会出版記念式典に参加して】
8月23日付「マーキュリー通信」no.1162でご紹介した「海の武士道」の著者恵隆之介氏は、全国の小中学校で講演していて、「工藤俊作艦長」の勇気に対し、日本人としての誇りを感じ、元気になる小中学生が多数いることに元気づけられました。
恵氏は、「海の武士道」を子供向けに書き直し、DVDをつけて、道徳授業にお役に立っていただこうと決意しました。しかし、恵氏1個人ではその資金が足りません。
そこで上智大学名誉教授渡部昇一氏が代表となり、「工藤俊作艦長」道徳授業普及推進委員会を立ち上げました。又、副代表に田母神元幕僚長が就任し、着々と進めてきました。そしてこの度「海の武士道DVD BOOK」(育鵬社2000円)ができました。
本日、その記念式典が中野サンプラザで行われました。
渡部昇一氏、田母神氏が熱く語ったことを以下に簡単にまとめました。
日本に現在蔓延している自虐史観は、日本が再び軍国主義化しない為に、米進駐軍によって作られたものです。戦前の軍人と一部の政治家が結託して、愚かな侵略戦争を起こし、日本国民をとたんの苦しみに陥れたという内容でした。
米駐留軍は、日本の言論弾圧を実行。日本国民に分からないように徹底的にマスコミの検閲を行った。
一方で、20万人以上の要人の公職追放を行った。その代わりに、大学のトップに共産主義者を置き、駐留軍の傀儡として洗脳を開始していった。東大の南原総長、矢内原総長、一橋大学の都留重人学長等々。彼らの当時の本心は分からないが、駐留軍の意図に従い、学生達に自虐史観を植え付けていった。
この自虐史観を加速化したのが、村山元首相のいわゆる村山談話である。この好々爺は余りにも事実を知らず、それを軽はずみで言ってしまう無責任の輩である。
話は遡り、太平洋戦争という言葉は駐留軍が作った言葉で、正しくは大東亜戦争です。大東亜戦争のミッションは、白人の植民地支配から東南アジア諸国を解放することでした。白人は、有色人種を家畜同様の扱いを300~400年続けてきました。
終戦後、バンドンで開かれた国際会議では、東南アジアの植民地解放を果敢に行った日本に対する感謝の意が東南アジア諸国の首脳から告げられた。
日本が真珠湾攻撃を仕掛けたのは、石油等の重要戦略物資の補給路を断たれ、やむなく仕掛けたものでした。その真珠湾攻撃も、ルーズベルト大統領にし向けられたということは米国でもよく知られている。
尚、真珠湾攻撃の際、日本軍は軍事施設だけに的を絞って攻撃しました。
一方、米国軍は、東京大空襲、広島、長崎の原爆投下を断行し、数十万人の一般市民を殺戮しました。これは重大な国際犯罪となります。
※今年、8月6日広島市民、県民の要請で田母神氏は講演会を行った際に重大な事実を知りました。
原爆追悼式に参列した12千人の大半は、全国から日当をもらって集まった左翼団体だそうです。日本のマスコミはこんな重大な事実を伝えません。唯一の被爆国日本が二度と被爆されない為に、核保有することが最重要というのが田母神氏の持論ですが、これに納得する広島市民、県民は多いそうです。
東京裁判で日本の罪が裁かれましたが、裁判官は全員戦勝国でした。戦勝国の論理による戦勝国の裁判でした。自分たちの罪は裁かず、日本軍の微罪を追求し、東条英機首相以下を処刑しました。
尚、東京裁判は、マッカーサー条例に基づき後付で行ったものでした。
日本は、サンフランシスコ条約で、国際社会に復帰しました。従って、東京裁判の判決は関係ないと見るのが正しい見識です。
誤った自虐史観により日本人は自信を失い、閉塞感が漂っています。
それを払拭する為にも、正しい道徳教育が望まれます。その為にも、「海の武士道 DVD BOOK」が普及し、日本の子供達に自信と勇気を取り戻してほしい。そう願って、3時間に及ぶ記念式典は幕を閉じました。
「海の武士道 DVD BOOK」を毎回見る度毎に、工藤艦長の武士道に涙が出てきます。是非、皆さんも「海の武士道 DVD BOOK」を購入し、未来の日本を背負う子供達に勇気と自信を与える為に一役買いませんか。
尚、「海の武士道」に関しては、下記URLをクリックして下さい。http://mercurytsushin.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/boblogno1162-66.html
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
私は、屈折した自虐史観の過ちを多数の有識者から聴き、関連書物を多数読みました。
少し学べば「日本の戦争は侵略戦争」は、誤解ということに気づきます。
自虐史観は、国益を損なうものなのに、何故それに固執する人が未だに多数いることに私自身首をかしげます。
特にマスコミに携わっている人は、「自虐史観は誤り」だということをことある毎に主張することがマスコミの使命だと思います。
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