「マーキュリー通信」no.1227【シリーズ日本の生命保険の意義と問題点を再考する-1 「生保は超高齢社会を勝ち抜く為の商品」】
過去1ヶ月間生命保険の代理店の勉強をしてきました。
本日、社団法人生命保険協会主催の代理店の試験を新橋の共栄火災
本社大会議室で受験してきました。
受験者は、大会議室の3分の2程度が埋まり、100人以上の受験者が参
加しました。しかし、大手生保からは、明治安田、住友生命以外は受験
者がなく、殆どカタカナの生保でした。これも時代の流れでしょうか。
さて、私がなぜ生保の代理店にチャレンジしようとしたのかは、13~
14年前に遡ります。
三井物産勤務時代に、当時ソニー生命からスカウトされ、その業務内
容を説明され、自分に向いている職業と理解しました。
しかし、その時は三井物産を辞める理由はなかったので、お断りしま
した。
一方、現在我々団塊の世代の仲間はつらい目に遭っています。60歳で
定年を迎えても、嘱託で残れないひとも結構います。
再就職先を探しても、60歳になるとなかなか見つかりません。
そこで、生保の代理店という職業が高齢者に向いているといえます。
私が生命保険の代理店として先鞭をつけ、団塊の世代の仲間達にも
がんばってほしい思ったからです。
一般的には、全世帯の87.5%が生命保険に加入している飽和市場です。
しかし、4割以上の世帯が不十分と思っており、2割以上の世帯が加入
している生命保険の内容をよく分かりません。
従って、3分の2に近い世帯で保険の見直しのニーズがあり、潜在市場
としては、まだまだかなり大きな市場といえます。
又、多くの家庭では、生命保険は貯蓄タイプが多く、掛け捨て型は少
数派です。
大不況の最中、いかに家計費を切り詰めていくのかを考えた時に、ゼ
ロ金利時代の現代においては、今後は貯蓄型から掛け捨て型がメインの
商品になることが予測されます。掛け捨て型生命保険はその候補の1つ
になりえます。
私自身、これから代理店登録して、代理店研修を受け、営業活動をし
ていくのは年明けとなります。
従って、現段階では、まだ外部から見た意見ですが、傍目八目的な業
界の人には見えない視点で語ることができると思います。
もし、間違い等があれば、ご指摘いただければ、素直に訂正していき
たいと思います。
◆◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
生命保険の勉強をして気づくのは、コンプライアンスも含め、掲げる
理想は立派なのですが、実際には矛盾するケースが多いです。
それを今後本シリーズで書いていきたいと思います。
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