boblog「マーキュリー通信」no.1245 ワンポイントアップの経営術-48 「ちょっとした気遣いでリーダーの差が出る!」
毎週日曜日のサンデーモーニング(TBS8時~9時54分)に、
大沢親分(日本ハム元監督)とハリさん(張本勲、安打数日本記録保持者)の
「あっぱれ!」「かつ!」をご存知の方も多いと思います。
スポーツ選手で特別がんばった人に「あっぱれ!」、
だめな人に「かつ!」を言います。
「かつ!」は、時には励ましの意味合いを込めることがあります。
さて、今週日曜日に、白鵬が不滅の年間最多勝の新記録86勝を打ち立てました。
年間僅か4敗しかしていないわけですから、
大あっぱれです
大沢親分は、直ぐに「あっぱれ!」を上げました。
ハリさんは、あっぱれはいわず、「かつ!」と叫びました。
その理由は、大関陣のふがいなさに対してでした。
ハリさんはいつもこんな調子です。
なかなか「あっぱれ!」を出しません。
まずは素直に白鵬の偉業に賞賛を送り、
その後に大関陣のふがいなさに「かつ!」を入れれば、
場が盛り上がり、最後に締まります。
さて、あなたなら社員に対してどのように接しますか?
会社始まって以来の大口注文を取ってきた社員に対し、
「あっぱれ!」とほめずに、
それ以外のだめ社員に、「かつ!」とカミナリを落としますか?
こうなると社員は萎縮してしまいますよね。
社長のこんな場を盛り上げようとする気遣い1つで、
職場の雰囲気が変わってくるわけですね。
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コメント
わかっていてもツイツイ厳しいことばかりになってしまいます。社員の立場を考え配慮する気持ちを忘れず社員あっての会社の意識を以ってこの難局を乗り越えたいと思います。
投稿: 望月伸保 | 2009年12月11日 (金) 22時40分