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2009年12月13日 (日)

「マーキュリー通信」no.1247【シリーズ日本の生命保険の意義と問題点を再考する-6「なぜ保険金詐欺事件が起きるのでしょうか?」】

被保険者を殺害して、多額の保険金を奪い取る事件を時々耳にします。

なぜ、このような事件が起きるのでしょうか。

これは生命保険会社の過酷なノルマの影響が大きいです。
保険外交員は、絶えずノルマとの戦いです。又、保険外交員の多くは完

全歩合給の社員が多いです。

歩合給の仕組みは、保険契約を取った時に、一時的に高額の報酬を手に

します。しかし、その後の報酬は雀の涙程度に激減します。

このため、絶えず新規の顧客開拓に奔走します。

一方、保険契約者の中には、多額の保険金をかけて犯罪を企む輩も出て

きます。保険約款の中には当然禁止事項です。

しかし、過酷なノルマのために、保険外交員はこの危険な客にも手を出

さざるを得なくなります。

保険外交員の上司、支社長も当然長年の営業経験から、その危険度を職

業的な勘で察知します。

しかし、こちらも本社からのノルマの影響で、見て見ぬふりをするケー

スが出てきます。

これが後々発覚して、保険金殺人事件や詐欺事件としてマスコミを賑わ

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コメント

すごく面白いブログですねっ!
これからも頑張って下さい!

投稿: 生命保険の営業マン | 2009年12月13日 (日) 11時33分

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