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2010年2月16日 (火)

「マーキュリー通信」no.1305【第88回「新しい時代を創る経営者の会」36歳の若さで6つの会社を次々と創っていったソフニーグループ代表坪井社長の経営手腕の極意とは?】

第88回「新しい時代を創る経営者の会」の株式会社SuperSOFNYGroup 

代表坪井社長のプレゼンテーションは、オフレコ発言が多く、まとめる

のに苦労しました。

オフレコの部分に隠された秘訣があるのですが、このブログではお伝

えできないのが残念です。

現在36歳の坪井社長がどのようにしてソフニーグループ6社のグループ

経営をするに至ったのか、その辺を知りたいと思いました。

7年前までソフトバンク系のサラリーマンだった坪井さんは新規事業(

ヤフーBB)ヤフーBBの学生向けセールスを担当、YahooBBが100万回線突破を期に、27歳で独立起業した。サラリーマン時代の営業力を武器に意気揚々と独立したは

ずだったが、その時の所持金は僅か30万円だった。

僅か30万円の起業で、あっという間になくなってしまった。仕事もバイ

トのような小さな仕事しかなく、4ヶ月目でいきなり倒産したと思った

そうです。

この窮状を救ったのがた松下電器の携帯開発部のサーバ管理の仕事。こ

の仕事は1年以上続いた。ここで坪井さんは息を吹き返すことができま

した。

その後、999円の印鑑ビジネス、これは日本一安い実印(黒水牛)とし

てヤフーのインターネットショッピングで売り出し、大ヒットした。

次にゲームソフト麻雀、囲碁将棋を日本最大のソースネクスト経由販売

して、大ヒットし、ソフニーグループの基盤事業となっている。

坪井さんの事業感覚の素晴らしいところは、当たり前すぎて誰も手を出

さないところに敢えて進出したところです。

実印の市場は飽和市場。しかし、人件費の安い中国で製造することで低

コスト化を実現、999円という日本最安値の実印販売が実現した。

ひと言で中国で製造するといっても、品質も確保しながら、製造ライン

を確保することは結構大変です。そこをきちんとビジネス・モデルとし

て築き上げた坪井さんの経営手腕は高く評価して良いと思います。

又、麻雀、囲碁将棋のゲームソフトも飽和市場です。

しかし、坪井さんは、パソコンを買い換える時に麻雀、囲碁将棋のゲー

ムソフトもついでに購入する消費者がいることに気づき、価格も買いや

すい1980円にして、同社の収益源としました。

このようにビジネスの目の付け所と、それを実行するところに坪井さん

の非凡さが感じられます。

一方、せっかく特許性のあるビジネス・モデルを構築しながら、法的な

ツメが甘く、失敗したケースもありました。

ファクタリングでは大手総合商社I社から1.7億円を出資させたのは

大成功でしたが、当時20代の坪井さんには複雑な法律面を理解することができず

、大手総合商社に任せたのが失敗の原因でした。したたかな大手総合商

社I社は、同社の同業他社の子会社の上場を成功させる一方、ソフニー

と共同出資したファクタリングの会社は、葬られてしまいました。

又、CTスキャンの3D技術に関しても、大手の某大手医療メーカが開発

できないことを、坪井さん自らが発想の逆転で見事成功し、某大手医療

メーカに5千万円で納品できました。

しかし、この技術を特許出願で抑えていなかったので、同社に3D技術

を持って行かれてしまい、自らの詰めの甘さを反省しました。

さて、坪井さんが現在一番力を入れているのが、JFAA(Japan Free

AgentAsociation)という営業代行事業。(ビジネスモデル特許申請中)

営業力の弱い中小企業がわずか2万8千円/月(1日1千円弱)の会費を出

せば、JFAAを利用できる。

一般的な営業代行会社は最低35万円~70万円さらに

利益の30%~50%を手数料とします。営業マンも1名~20名が最大で

すが、このJFAAには現在800名弱の営業マン(フリー・エージェント)

が登録されていて、JFAA上に登録されている商材の中から、自分の紹介

しやすい商材をみつけて、友人知人に紹介する。商売が成立すると、商

材登録企業から紹介料がもらえる仕組み。

営業マンはインタネットで集めて、大量の営業マンに、口コミで商材を

集め提供します。

既に携帯電話版も完成し、このビジネス・モデルも拡大発展期に入ると

ころです。

営業代行、企業は、1日1000円ほどで800名の営業マンを動かすチャンス

ですので、興味ある方は問い合わせて見たらどうでしょうか。

かくいう私も社会保険最適化サービスというビジネスを紹介していただ

き、現在のマーキュリー物産の最大のビジネスとなっています。

本件では、社会保険最適化サービスを登録した企業とサービス開発企業

であるネクストプレナーズ、ソフニー、マーキュリー物産、そして、社

会保険最適化サービスを受ける大手企業の5社全員がwin-winの関係とな

る素晴らしいビジネスです。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

ビジネスチャンスはどこに転がっているか分かりません。
坪井社長から、社会保険最適化サービスの紹介がなければ、私にビジネ

スチャンスが回ってきませんでした。
その意味で、坪井さんに感謝です(*^^*)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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