「マーキュリー通信」no.1309【奇人変人の異見-114「子ども家庭省の設立は大きな政府を招くだけ」】
民主党政権が「子ども家庭省」の検討を開始しました。
ビジョンの基本理念は「社会全体で子育てを支える」だそうですが、民
主党政権の場合、「友愛」を始め、「命を大切にする」等耳障りの良い
キャッチコピーだけが先行し、具体的実態が伴いません。
これまで民主党政権の取ってきた政策は、子供手当を始め、高速道路の
無料化、農家の所得補償等財源を確保せずに、票欲しさの単なるばらま
き政策の積み重ねです。その結果、重税国家の道をひた走っています。
国民のための政治を目指すなら、「子ども家庭省」など不要です。それ
より文科相、厚労省を合併し、「国民生活省」としてスリム化すべきで
す。
一方、企業向けの省としては、経産省と国土交通省を合併し、経産省1
つで良いのです。こうやって官公庁のスリム化を実行していけば、民主
党政権に対する評価が上がってきます。
現時点の私の民主党政権の評価は100点満点で、経済政策で-50点、国
防政策に至っては-100点、教育政策も-50点、採点不可能といえます。
亀井大臣がモラトリアム法案をごり押ししたお陰で、2度目の失われた
10年はこれで確実とビジネスマンの間ではささやかれています。経済音
痴の大臣が自説を無理強いすると経済が歪んでしまう典型です。
自民党末期の麻生政権もひどかったけれど、それでも100点満点で+20
点と採点が可能でした。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
「子ども家庭省」の大臣に、福島瑞穂社民党党首を充てるそうです。
夫婦別姓を主張する同党首にふさわしい大臣は「家庭崩壊相」でしょう。
一方、参議院で民主党は過半数を確保したので、社民党は用無しとなり
、いずれお払い箱になると世間では見ているようです。
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