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2010年4月 4日 (日)

「マーキュリー通信」no.1348【龍馬の如く生きる-11「龍馬ブームの背景にあるもの」】

NHKの大河ドラマが火付け役のせいもあり、全国に空前の龍馬ブームが

巻き起こっています。

書店には龍馬の関連本が龍馬コーナーに数10冊単位で陳列されていま

す。

さて、この龍馬ブームは、現代の重苦しい時代背景、閉塞感を反映して

いるのだと思います。

政権交代で期待された民主党政権も全くの期待はずれ、いや自民党政権

時代より参議院選挙の票目当ての更にひどい政策のオンパレードに国民

はうんざりしています。

さりとて自民党にも現在の谷垣体制では期待できないし、期待もしてい

ない。国民の声を反映して、執行部が変わるべきなのに、かけ声、空念

仏だけでじり貧の道を歩んでいます。自民党からは脱党者が続々と現れ

、自民党でなく、自滅党と揶揄されるゆえんです。

そんな時代背景のなかで、龍馬のような人物が現れることを国民が切望

しています。もしも現代に龍馬が蘇ったら、この難局に身命を賭して戦

ってくれるはずです。

いざ、出でよ!平成の龍馬!これが国民の切実な声だと思います。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

本日の「龍馬伝」では、脱藩した龍馬と岩崎弥太郎が再会するシーンが

印象的でした。

龍馬が脱藩した時に、弥太郎が一番頼りにしていた土佐藩参政吉田東洋

が暗殺される。

弥太郎のせっかくの出世のチャンスをつぶされ、龍馬を恨む。しかし、

一回りも二回りも大きくなった龍馬に接し、自分に嫌悪感を覚える。

龍馬は、「これから激動の時代が来る。尊皇とか開国とかいって言い争

っている場合ではない」と弥太郎に語りかける。

現代でいえば、大きな国難が降りかかっている時に、自民党と民主党の

政権争いをしている場合ではないのです。

しかし、この重大さに気づいていない政治家が余りにも多いことが日本

の最大の危機と言えます。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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