「マーキュリー通信」no.1363【「外国人参政権に反対する1万人大会」に参加して】
本日、「永住外国人地方参政権に反対する国民フォーラム」が主催する首題1万人大会が武道館で開催されました。
武道館は、外国人参政権に反対する1万人(実質入場者10257人)の熱気で満ち溢れていました。
本法案は、小沢幹事長の指示により、国会に提出されようとしている極めて危険な法案です。共産党、社民党、公明党が賛同しているので、法案が提出されれば、可決されてしまいます。
本日の大会でいかに本法案が危険であるかを再認識することができました。
同国民フォーラムは、伊藤憲一青山学院大学名誉教授、ジャーナリスト櫻井よしこ氏、佐々淳行初代内閣安全保障室長、山本卓真富士通名誉会長他各界有識者と政治家10名が集まり、作った団体で、昨年から運動を続けています。
本日の大会には、下記の各界有識者と政治家が壇上に上り、次々と外国人参政権の危険性を訴えました。
外国人参政権の危険な例として、長崎県の対馬列島では、既に韓国の実効支配が進行しています。
対馬の土地を韓国企業が買収した為、駐留する海上自衛隊は、船も飛行機も使用できない状態。
又、年1回のお祭は韓国のアリラン祭に代わり、そのお祭りでは、韓国議員がやってきて、対馬は韓国の領土だと主張しているそうです。
愛媛県では、教科書検定に韓国、朝鮮人の団体3459人が記述内容の訂正を求めて訴えているそうです。その内、日本国籍を有する者209名、在日朝鮮人、韓国人が3250名だそうです。
もし、参政権が認められると、その要求が更にエスカレートする恐れがあると訴えていました。
与党民主党からも松原仁議員他数名が参加し、壇上で勇気を持って本法案に反対表明した為、会場からその勇気に拍手喝采でした。
心強かったのが、民主党の最大の支持基盤であるUIゼンセン同盟(108万人)の石田一夫副会長が反対表明したことです。
外国人参政権と基本的人権は明確に分けなければいけない。参政権は国民主権に基づくものであり、外国人にはその権利はない。
日本は開かれた国家であり、もし日本の政治に参加したければ、帰化すればよい。
現在、最大の外国人は、韓国・朝鮮人(60万人弱)を抜き、中国人であり、その数は70万人にも達し、毎年1万人ずつ増加している。
その内3分の2は20代、30代の反日教育を受けた中国人である。これらの在日中国人に参政権が付与されたら、地方自治は中国人に支配されてしまう。
今回、新たな学びとして、エドワーズ博美(メリーランド大学講師)のスピーチでした。
米国籍を取得するためには、極めて厳しい5つの条件をクリアしなければならない。
1.5年間米国に居住すること
2.道徳的な人格が求められること。FBIによる犯罪等の徹底調査
3.英語を話す会話能力
4.国旗に敬意を表し、戦没者に追悼の辞を示すこと
5.国防の義務。もし、母国と米国とが戦争となった場合に、米国のために、武器を持って戦えるか。
米国では、国防義務と参政権はセットになっているとのことです。
これに対し、日本の帰化条件は極めて甘く、偽装結婚が後を絶たず、それを生業にしているビジネスもあるくらいです。
これを機に、帰化条件を厳しくして、真に日本の国益を誓う者のみに帰化を認めるべきです。
さて、外国人参政権法案がもし通ったら、日本の民主主義は崩壊することを意味します。かつてのドイツと同様、小沢一郎のファシズム体制、全体主義国家へと突き進んでいく危険性をはらんでいます。
逆に、法案の上程が阻止されれば、日本の民主主義はまだ健全だといえるわけです。
今回、このような悪法の法制化がなければ、国民は参政権の重要性に気づかなかったわけで、プラス思考で考えれば、小沢一郎のお陰といえます。
昨年、国民フォーラム発足時は、本法案に反対する県議会は僅か3県でしたが、現在は35県にまで増加しました。234の市町村議会も賛成に回っています。自治体首長も3分の1の551首長が賛成しています。3411名の地方議員も署名しています。
国民フォーラムは、更にこれを国民運動に発展させ、本法案の上程阻止に向け全力展開中です。
鳩山首相宛ファックスは03-3581-3883です。皆さんの反対ファックスをどんどん送りましょう。
※本日の登壇者
佐々 淳行(初代内閣安全保障室長)
亀井 静香(国民新党代表、金融担当大臣)
大島 理森(自由民主党幹事長)
平沼 赳夫(たちあがれ日本代表)
松原仁(民主党議員)
石田 一夫(UIゼンセン同盟副会長)
関岡 英之(ノンフィクション作家)
エドワーズ 博美(メリーランド大学講師)
加戸守行愛媛県知事
小杉直熊本県会議長
主催 永住外国人地方参政権に反対する国民フォーラム
電子メールkokuminforum@gmail.com
ブログhttp://k-forum.iza.ne.jp/blog/
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
与党の亀井静香国民新党代表も、本法案に反対して、本日の大会に参加して、壇上に上りました。
その勇気を称え、会場からは拍手喝采。
しかし、亀井代表は、自民党の過去の政治批判と国民新党の選挙演説を始めた為、会場からヤジが飛び交い始めました。そのヤジに対し、「文句があるなら会場の外でやろうじゃないか」とけんかを売ったため、場内はシラケ鳥が飛び始めました。
大会終了後、国民新党と亀井代表は、大会参加者にチラシを配布しようとしたのですが、これを拒否して通り過ぎていきました。空気を読めない、哀れな亀井代表の姿が目につきました。
これに対し、他の会合をキャンセルして、大会に馳せ参じたみんなの党渡邊代表は、法案反対を声高に訴えると同時に、みんなの党のPRも怠らないしたたかさに、空気の読み方の巧拙を実感しました。
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