「マーキュリー通信」no.1384【龍馬の如く生きる-17「このままでは日本が消えてしまう!」】
日本及び日本人は過去幾多の困難を乗り越え、今日を築いてきました。
敗戦の時も、米国占領軍に徹底的な言論統制を敷かれ、米国の属国となりましたが、驚異的な経済成長を遂げてきました。
そこには朝鮮戦争という軍事特需があったりして、多分に幸運的な要素もありました。
最大の要因は、米国の属国時代は、米国批判以外は、自由に政治経済社会の運営ができました。
又、米国の基本方針は、日本を戦前の全体主義国家から、民主主義国家に変えることでした。
しかし、現在の危機は中国の属国化です。米国の属国時代とは訳が違うのです。
中国の属国になったらどうなるか?
もちろん中国批判はできません。
言論統制も米国の比ではありません。中国グーグルが撤退したように、インターネットでも徹底的な検閲を受けます。
それだけではありません。
これまで中国が実施してきたウィグル、モンゴル、チベット等異民族の属国化と同じ道を辿ることになります。
ウィグルでは事前の予告なしで水爆実験を実施し75万人のウィグル人が犠牲となりました。
日本語教育もまともにできなくなり、中国同化政策が始まり、日本人としてのアイデンティティが失われていきます。
「そんなバカなことが起こるはずがない」と思う方も多数いると思います。
しかし、現在の日米関係は最悪です。オバマ大統領も鳩山首相の能天気ぶりに呆れ果て、日本嫌いになりました。
日米安保条約は、日本が侵略されたら自動的に守ってくれることにはなっていません。米議会の承認が必要です。
普天間移転問題で、日米の約束を反故にするような日本を守る必要はないという意見も米国内で多数出てきています。
更に、中国は米国ドルを大量に保有しており、米国の弱みを握っています。
上記のような世界情勢を全然認識できず、ただひたすら中国への朝貢外交を続ける鳩山民主党政権が存続すれば、日本が中国の属国になる可能性は目に見えています。
前回の「マーキュリー通信」で、「日本国民はタイタニック号に乗っている状態」だと書きました。
マスコミは日本が置かれている危険な事実を報道しません。マスコミのあるべき姿を放棄しています。皆、中国が怖いから、知らぬふりを決め込んでいます。
しかし、インターネットや中国関連の書籍を読めば、そのような情報を入手できます。
私もこれまで中国関連の勉強をしてきて、「マーキュリー通信」でも紹介してきました。
財界も未曾有の不況を克服するために中国頼みです。その気持ちは理解できます。
しかし、日本国が中国の領土とれば、日本国民でなくなります。
2050年には、中国の国家戦略では、西日本は中国の国土の一部東海省となっています。東京以北は、東日本自治区となり、ウィグル自治区と同じ扱いとなります。
その結果、わが大和民族がなくなる運命すらありえます。
毛沢東政権時代、中国人も含め五千万人もの人間を殺してきました。人を殺すことを何とも思っていません。
そのような恐ろしいことが近い将来起こると言うことです。
だから私は「平成の龍馬」たらんとして、「バカだ、無謀だ、どうせ落選する」と言われようとも、日本を救うために、勇気を振り絞って立ち上がったのです。
※最近、「未来ビジョン」(毎週土曜日22時30分~23時 BSイレブン)というTV番組を気に入っています。
生島ヒロシの軽妙なトークに美人アシスタントが味付けをする未来志向の知的番組です。
私の情報源の1つに大前研一氏の著作や大前研一通信があります。
大前氏が2002年に中国関連の著作3部作、「中国シフト」、「チャイナインパクト」、「中華連邦」を発刊しました。3部作に書かれている内容は、経済的成長とそれに伴う経済的脅威を書いていました。そして、その通りになっています。
その点は、さすが先見力があると思いますが、軍事的脅威に関しては触れていません。
やはり、大前氏といえども軍事の部分に関しては得意といえないようです。
ここで大事なことは、各専門家の意見に傾聴する一方で、鵜呑みにしないこと、各専門家の意見を吸収しながら、自分なりの総合的な考え方を持つことだと思います。
その時のポイントは、素直さ、謙虚さ、寛大さだと思います。
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