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2010年5月29日 (土)

「マーキュリー通信」no.1402【元ニューヨーク州立大学増田悦佐助教授による「次の世界覇権国は日本」】

一橋大学同期で「格差社会論はウソである」他数々の書籍を出している増田悦佐助氏の講演を如水会館で拝聴しました。

悲観ムード一色の日本社会で、増田悦佐助氏の持論は異色ですが、我々日本人を勇気づけてくれます。

日本が次の世界覇権国の論拠は、結論から言うとずばり、「その時の文明の中心は、エネルギー効率がベストの国」と定義し、日本がエネルギー効率では群を抜いて世界一だそうです。

増田悦佐氏の持論によると、世界覇権国になる国は、前代の周辺に存在する国より、辺境に存在する自信喪失気味の国で、その前提として1.教えることより、学ぶことが上手な国。
2.軍事力に頼る国は覇権国家にはなれない。
3.生活文化、大衆文化でまねをしたい国。
3つだそうです。
20~30代の若者には、「涼宮ハルヒ」のアニメが支持され、海外でも人気が高いそうです。

一方、経済的基盤として、東京、大阪、名古屋の3大都市圏に極度に集中している経済構造が効率化を促進している。

各国国勢調査等に基づく都市の経済規模を比較すると、ベスト10に上記3都市が入っている。

東京は第1位で、第2位のニューヨークの165%の規模を誇っている。又、東京は世界で住みやすい都市ランキングの第4位にランクインされているが、第1位のミュンヘンの160万人を除けば、第2位コペンハーゲン、第3位チューリヒと人口数十万人の小都市だ。

いわゆる世界の大都市と言われている都市は20位以内に殆ど入っていない。

この事実から東京は住みやすく、経済活動がやりやすい都市と言える。

日本は米国と比べ、殆ど格差がないのも発展の要素を秘めている。米国では、成功者の富は独り占めされがちだが、日本は多くの人に分配される点が異なる。

増田悦佐氏は、日本が覇権国家になる時期は、米国の没落の後なので、早くて5年先から15年先くらいだろうと予測する。

増田悦佐氏の「次の世界覇権国は日本」論は、まだまだ議論すべき余地は多数ありますが、1億総悲観論の日本の中で、このように日本の良さを引き出し、明るい未来を提示しているところに価値があると思います。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

中国は次の覇権国家になる可能性は極めて低いそうです。多民族国家で多言語、都市部と農村部の格差は極めて高く、暴動が頻発している国は、覇権国家たり得ないとのことです。

上海万博の不人気振りの原因の1つに、農村部の国民の低所得以外に、上海とライバルの北京の裏での嫌がらせもあるそうです。

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