「マーキュリー通信」no.1403【奇人変人の異見-125「鳩山首相の最大の功績とは?」】
昨日の新聞各社の社説を読むと鳩山首相に対する厳しい責任追及をしています。
朝鮮半島の緊張や中国の海上自衛隊の護衛艦に異常接近問題を捉え日米安保条約の重要性を訴えています。
又、安保廃棄を訴える社民党との連立自体が本来無理があったとも主張しています。
しかし、このことは昨年の衆院選の時に幸福実現党が訴えていたことで、今頃それを持ち出すマスコミの無節操さに呆れます。
5月11日には、幸福実現党も協力して、沖縄市民団体による「日米安保条約堅持」を訴えたデモ行進に私も参加しました。
しかし、これを取り上げたのは、米国のStars & Stripe紙だけで、日本のマスコミは無視しました。
本来、国の安全保障は選挙の争点にすると票にならないので、自民も民主も避けてきました。
それを真っ向から受け止め、訴えてきた幸福実現党の改めて見識を評価します。だから私は幸福実現党から次の衆院選に立候補する決意をしたわけです。
今朝も、N氏から電話があり、木村前党首の力作「幸福維新を起こさん!」を読んで、「本に書かれている内容に賛同した。今度の参院選には幸福実現党に1票投じたい。友人知人にも本書を貸したい」とおっしゃっていました。
さて、鳩山首相の最大の功績は、平和ぼけして安全保障に無関心だった国民に関心を持たせたことです。
先週実施したリバティセミナーで、次回のテーマの希望を参加者から募ったところ、安全保障に関するテーマ「日本に必要な防衛力」が過半数を超え、選ばれました。
又、私は「マーキュリー通信」で、政治思想も信条も異なる旧自民、旧民主、旧社会党が一緒になっても、責任政党としての政策実行は困難であることを主張しました。
今回の茶番劇で、国民は社民党のような危険な政党が政権の一翼を担うことの恐ろしさを実感したことと思います。
鳩山内閣の8ヶ月を見てきて、野党時代の体質のまま政権担当したことがこの国の最大の不幸だと身をもって実感しました。
つまり、野党時代は、何の代替案なく、ただ反対を唱えていれば良かったわけです。
それと「首相は誰がやっても同じ」と国民もマスコミも軽く考えていたことが、実は首相不適格者が国の最高責任者になることがいかに国政を混乱させるかを身をもって知ったことと思います。
今度の参院選では、政治の重要性を痛いほど国民は知ったことでしょうから、マスコミにより作られた空気に流されずに、責任を持って投票に望んで欲しいと思います。
もし、真に国民のことを考えるなら、民主党は本来国民が期待する民主党だけが残るべきです。
そして、旧社会党議員は、社民党と一緒になれば良いのです。そして、自分たちの主義主張を訴え、国民の審判を仰げばよいのです。党名も時代の遅れのイデオロギーを捨て、単純に庶民党当たりを名乗れば、多少人気が出ますよ。
一方、金権にまみれた小沢一派は離党して、金権党(又は利権集団党)として再出発し、国民の審判を問うべきです。
今、既存の政党が主張していることは、目先の参院選の勝利を目指した小手先の議論であることを国民は見抜いています。
小手先の議論に終始せず、真に国民の為の政治を掲げて戦っているのは現時点では幸福実現党だけなので、私は幸福実現党を支持しています。
※次回リバティセミナーは、会場の都合で6月23日(月)ではなく6月22日(火)になりました。追ってご案内致します。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
鳩山内閣のあまりにものひどさに「このままでは日本が沈没してしまう!」との強い危機意識を持ち、今回、私自身も政治家として立候補する決意をしたわけです。
そういう意味では、鳩山首相は私の人生を変えた人とも言えます。
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