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2010年6月 4日 (金)

「マーキュリー通信」no.1406【青い眼の日本人(ビル・トッテン氏)があなたに伝えたいこと「愛国者の流儀」】

本日は、異業種交流会SYK(それでも?やる会)主催で、親日家で知られる株式会社アシストビル・トッテン社長を招いて、首題テーマで講演をしていただきました。Photo

「脱アメリカが日本を復活させる」、「アメリカ型社会は日本人を不幸にする」他多数の日本文化支持、反米の書籍を出版してきた株式会社アシストビル・トッテン社長は、米国帰国の際に、テロリストのブラックリストにノミネートされ、嫌がらせをされてきました。

自由の大国イメージとは違う母国に嫌気がさして、ビル・トッテン社長は、4年前に日本国籍に切り替え、日本人となりました。

ビル・トッテン氏の母親はカソリック、父親はプロテスタントでしたが、両親が宗教対立し、お互いに相容れませんでした。
バプチストは非常に排他的で、他宗教の信者は死後地獄に堕ちると徹底的に非難していました。
そんな排他的なキリスト教に疑問を感じていました。

ビル・トッテン氏が来日したのは、40年前ですが、宗教に関し非常に寛大な日本人及び日本文化に好感を持ちました。

日本人は宗教に無関心と言う人が多いですが、日本人は、川、山等自然を神と崇め、そこに謙虚さが生まれていることをビル・トッテン氏は発見しました。

日本人は縄文時代以来道徳心が非常に高い民族でした。それがマッカーサーの占領政策により、道徳心が否定されました。

昭和時代は、戦前の道徳教育を受けてきた世代が、高い道徳心の下、高度成長経済を支えてきました。競争より協調を重視されてきました。

しかし、戦後道徳教育を受けていない世代が平成以降産業界の中枢を握るようになってから、その影響が起こり始めています。

「平成になってから日本は右肩下がり経済だが、道徳教育を受けていない影響が現れている。」とビル・トッテン氏は考えています。

かつて、日本は自殺が一番少ない国だった。しかし、現在は自殺が圧倒的に多い国となってしまった。ここにも道徳心の欠如が影響している。

マッカーサーは日本を米国の奴隷にするために、日本人から道徳教育を追放した。日本人はマッカーサーの思惑通りとなった。

「日本人は、日本の文化や歴史にもっと誇りを持つべきです。そのベースとなっているのが、道徳教育です。
自由には道徳が必要です。だから日本が復活するためには、道徳教育を見直すべきです。」とビル・トッテン氏は力説する。

本日は、青い眼の日本人からふだん私たちが気づいていない気づきを戴きました。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

鳩山首相が昨日辞任しました。この人に「友愛」という薄っぺらな思想

はあっても、道徳心はありません。

だからあれだけ日本を振り回す結果となってしまいました。

次期首相最有力候補の菅直人氏にも、70年安保の革命闘士で、左翼思想

にかぶれているため、正しい道徳価値観があるとはいえません。

従って、又短命内閣に終わる可能性が高いと私は思っています。

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