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2010年6月 5日 (土)

「マーキュリー通信」no.1407【奇人変人の異見-127「菅直人新総理誕生で日本の国難は加速化していく」】

庶民の暮らしを理解していないお坊ちゃま首相から、苦労人の菅直人新総理に交代しました。

民主党代表選挙を見ていると、密室選挙との批判をかわす為に、無名の当て馬候補を当てたパフォーマンスだということは国民の目から見れば明らかです。

さて、菅新総理の最大の問題は70年安保の全共闘世代の残党だということです。

70年安保世代は、日米安保条約の下での米軍基地が、日本の平和を脅かすと真剣に考え、米帝国主義打倒の為に闘争を繰り広げました。

平和憲法の第9条こそが日本が二度と他国を侵略しない代わりに、他国も日本を侵略しないと頑なに思い込み、非武装中立こそが恒久平和の象徴と純粋に信じていました。

しかし、社会人になると、その考え方の甘さに大多数の人は気づきます。日本の平和と安全は日米安保条約があるからこそ保たれていることを理解します。

民主党政権になってから、お坊ちゃま首相鳩山さんは安全保障の重要性を国民に気づかせてくれました。これが鳩山首相の最大の功績です。

さて、菅新総理は、いまだ70年安保時代の洗脳から解き放たれていません。普天間基地の県外移転に安保条約廃棄を絡め、70年安保世代が大挙沖縄に移住し、鳩山政権下で闘争を繰り広げ、勝利は目前と迫ったのですが、米国の反対にあい、頓挫しました。

この安保条約廃棄闘争を永田町で糸を引いていたのが、福島瑞穂社民党党首であり、菅さんだと言われています。

米国嫌いの菅新総理は、当面は日米安保条約の継続を図るでしょうが、時間をかけて米軍基地を日本国から追い出していくことを考えることでしょう。

又、菅新総理は、日本国憲法第9条の死守を一番望んでいるのが、中国、北朝鮮、そしてかつてのソ連であることを、共産党や社民党同様よく知っているはずです。

中国の対日戦略は、左翼勢力に憲法第9条を死守させながら、米軍基地の順次撤退を画策しています。

菅新総理は、戦後65年間日本は米国の属国としてやってきたが、今様々な問題が吹き出しており、早く米国の属国支配とおさらばしなければと思っている節があります。

だから地理的にも近い中国と、今後は同盟関係を結んだ方が国策上も良いと考えています。

上述のことは、菅新総理の本音だと思いますが、総理の立場上なかなか本音は語らないかもしれません。

しかし、その本音が様々な局面で現れ、それが政策に反映され、日米関係を更に悪化させていく火種となることは容易に想像できます。

一方、経済に関しては菅新総理は苦手の分野です。従って、財務官僚の意見に従って政策を実行していく部分が多くなることと思います。

財務官僚から、「国債が900兆円に上り、このままいくと超インフレの恐れが出てきた。その為に、消費税アップが絶対必要だ」と説得されたので、先般の増税発言に繋がったものと思われます。

但し、選挙対策上、消費税アップは禁句であり、マニフェストに入れず、参院選挙後に消費税アップを言ってくるものと思います。

最後に教育政策に関しては、菅新総理は日本の教育を信用していません。いくら東大を出ても、鳩山首相を見れば、実際には政治家としては使い物にならないうつけ者が出ていると思っています。鳩山首相が何よりの証明だと思っています。

民主党のナンバー3は、日教組の大物輿石東です。菅新総理と考え方も合っています。従って、ゆとり教育の復活、そして教育荒廃が益々加速化していくことは容易に想像できます。

昨年の衆議院選以降、マスコミの報道を国民は信用しなくなっています。菅新総理に対し、国内外とも一応歓迎ムードです。しかし、マスコミの表面的な報道に踊らされては又痛い目に遭うことになります。

菅新総理の下、日本は国難の道は更に突き進んでいくことが予想されます。

いずれにしろ、菅新総理も短命政権になると私は予想します。

鳩山内閣の8ヶ月半で、民主党政権のあまりにものお粗末さに国民は民主党に政権を取らせたことを失敗したと思っています。

従って、菅新総理失脚の時こそ、衆議院解散の国民的大号令がかかり、日本大掃除の為に、真の保守党がでて、日本を国難から救ってくれるものと思っています。

その時こそが、幸福実現党の出番と思っています。

そして、私は国難打破の為に、政治家として立ち上がります。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

菅直人さんの前世は、第2次世界大戦の時に、サイパンで米軍の攻撃を受け、手榴弾で自決した日本兵だったそうです。その時、愛する婚約者とも悲しい別れを余儀なくされました。

その時の非業の死が、今世にカルマとして残り、米国嫌いとなっているようです。

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