「マーキュリー通信」no.1414【未来ビジョン・新しい国づくりを目指す!-10「『食糧安保が最重要』という位置付けの農政を推進する」】
日米安保条約があるから日本は平和を謳歌しており、平和の重要性に気づいていません。
同様に飽食国家日本では、食糧不足に対する危機感がありません。
しかし、地球規模で人口は急増しており、人口100億人の時代が到来することが確実視されています。
地球上飢餓で苦しむ人々が多数存在することの問題の一方で、新興国の経済発展に伴い、食糧需要が急増しています。
中国は既に食糧輸入国となりました。
その結果、世界の食糧需給はますます逼迫していきます。ちょっとした天候異変で食糧価格が高騰します。更には食糧が手に入らない事態も想定しておく必要があります。
日本の食糧自給率は4割を切っています。
自民党政権時代の失政の1つに農業政策があります。
しかし、民主党政権になったら農家にも税金をばらまき農家からの票集めに躍起になっており、農業政策の無策に拍車をかけています。
21世紀の日本の重要な産業の柱の1つに農業を上げるべきです。
最近の新しい動きとして、農業の工業化、工場で野菜を作る動きが出てきました。これなら天候不順で作物の不作や豊作を気にせず、供給の安定化を図れ、価格の安定化にも繋がります。
又、アフリカや東南アジアに広大な農場を確保し、そこで取れた農作物を輸入する企業も出てきました。
ここで食糧自給率を見る時、国内の農産物+日本企業による海外での直接生産を足したもので良いと思います。
この比率を一日も早く現在の2倍の80%まで引き上げることを目標とした農業政策を掲げるべきです。その為の税制面の優遇措置を講じるべきといえます。
同時に、諸外国との友好関係を維持していくことの重要性を再認識すべきです。
つまり、安全保障と食糧の安全保障は表裏一体で、政府はこれが日本の最大の国益と認識し、その上で外交政策と農政を展開していくことが重要と考えます。
しかし、未だ確固たる農業政策が確立していません。日本の場合、食糧不足でパニックにならないと理解できないのでしょうか。
第1次石油ショックの時に、トイレットペーパーがスーパーからなくなり、大パニックに陥りましたが、トイレットペーパーより食料品の方が国民には大事と思いますが・・・
※最近、「未来ビジョン」(毎週土曜日22時30分~23時 BSイレブン)というTV番組を気に入っています。
生島ヒロシの軽妙なトークに美人アシスタントが味付けをする未来志向の知的番組です。私はDVD録画して、後から見ています。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
平成の龍馬となって、日本を国難から救いたい!
そう思って以来、政治の動きに強い関心を持っています。
日本をこのように良くしていきたいと思うと私の夢が膨らみ、楽しくなってきます。
その意味で、私は性格的に政治家に向いているのかもしれません。
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