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2010年7月 1日 (木)

「マーキュリー通信」no.1431【未来ビジョン・新しい国づくりを目指す!-15「若者に日本を誇れるような教育を」】

日本に誇りを持てない若者が増えているそうです。

その最大の理由は戦後の自虐史観が大きく陰を落としています。

つまり、日本は第2次世界大戦で東南アジアを侵略して、多大な迷惑を掛けた。だからその罪を一生償わなければならないという十字架論です。

しかし、日本が起こした太平洋戦争、これは米国側の呼び方で、日本側の呼び方は正しくは大東亜戦争です。

欧米から石油等鉱物資源の補給を絶たれたことが原因であることを米国マッカーサー元帥も認めています。

又、大東亜戦争は、長年欧米の植民地支配から東南アジアを解放しました。事実、そのお陰で台湾は世界最大の親日国家となっています。

さて、大東亜戦争は日本が100%正しいかどうかは意見の分かれるところです。
しかし、自国の歴史を悪くいうのは日本だけです。

コロンブスも欧州から見れば新大陸発見ですが、逆から見れば侵略者です。世界一周したマゼランも欧州から見たら英雄ですが、マゼランが渡航した各地では大量の殺戮が行われ、現地人から見ればマゼランは悪魔でした。

従って、まず日本の歴史の教科書を、日本人が誇れる正しい歴史観に基づき全面的に書き直すべきです。

日教組を始めとした左翼勢力は国旗と国歌を拒否していますが、国旗と国歌は一時期、時の為政者が乱用したに過ぎず、国旗と国歌に何の罪もありません。
従って、このような歪んだ国家観を正し、国旗を愛し、国歌を進んで歌うという世界の常識を日本の教育にも取り入れるべきです。

一方、日教組の行き過ぎた性教育、ジェンダーフリー等は百害あって一利なしで、即刻止めさせるべきです。一度性教育の教科書や補助書籍をご覧になって下さい。ポルノ雑誌まがいの性描写で腰を抜かして驚く人が多いと思います。
もちろんゆとり教育など言語道断です。

私は受験戦争世代ですが、厳しい受験戦争を戦い抜いてきました。そのお陰で学力の基礎ができ、感謝しています。学生の本分は勉強です。
よく数学の微分積分など社会に出ても何の役に立たないと言われます。

数学は、脳みその鍛錬と、数学的論理思考のトレーニングに役立っていることを忘れないで下さい。

一方、我々の教育に欠けていたものは、倫理、道徳そして正しい基礎的な宗教教育でした。

小学生の時に小児麻痺の生徒がいました。私も含め周りの子供は悪気なく彼をからかいました。
その時、先生は叱ってくれませんでした。子供達に弱者をいたわるという教育をしてくれませんでした。
私は今でも彼を思い出す時、「先生、なぜあの時僕らを叱ってくれなかったの?」と胸が痛みます。

これが今日の教育荒廃、日本人の精神的荒廃の根本原因となっています。

次ぎに考える力です。これは大学で徹底的に教えるべきです。○X式教育の弊害が卒業後に現れています。

それと大学の教育の質をもっともっと上げるべきです。

最近企業の業績が向上し、新卒の採用人数を増やしました。
例えば、パナソニックの場合、来年の新卒採用は約1300名に増加しましたが、大半は海外で採用し、日本人大学生の採用は僅か200名強です。
理由は、日本の大学生の質の低下です。

最近では、我が母校一橋大学でも、かなり厳しくなったそうですが、大学の教育を徹底的に厳しくすべきと思います。

教育は次世代の人材の輩出の場です。

民主党政権になって、日教組による教育支配が至るところで復権していると聞き及びますが、教育の荒廃、いじめ、不登校が更に悪化していきます。

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