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2010年9月17日 (金)

「マーキュリー通信」no.1487【奇人変人の異見-133「経済音痴首相の下で日本経済は好況に?」】

円高が続き日本企業は悲鳴を上げ、輸出企業が政府を突き上げ、円高対策を声高に叫んでいます。

マスコミの報道を見る限り、円高は日本にとってマイナスに映ります。
果たしてそうでしょうか?

1985年のプラザ合意で、それまで1ドル240円前後だった円を、180円の円高に誘導しようとした時に、多くの日本企業は倒産すると悲鳴が上がりました。

しかし、その後日本企業は血の出るような努力の結果、円高を克服しました。
そして、グローバル化の進展の結果、今ではGDPに占める輸出の割合は15%まで低下し、プラザ合意当時とは産業構造が大きく変わりました。

1995年に1ドル80円を切る超円高が出現しました。当時の日米の物価を比較すると米国が40%上昇したのに比べ、日本は若干下がっています。
従って、単純に日米の物価を比較すると、日本の購買力平価は40%上昇しており、いずれ50円台の超円高となってもおかしくありません。
もちろん投機的要素、政治的要因、金利等様々な要因が絡むので、一概に購買力平価だけでは決めることはできません。

プラザ合意時と比べ、産業構造は大きく変わり、一般的に言えば日本企業の円高対応能力はついています。
円高の場合、原材料、食糧等の輸入価格が安く手に入ります。最近、資源価格の高騰が日本企業を襲い、その意味では円高はプラスとなっています。

企業業績を見ると、円高直後は輸出企業に影響を与えますが、その後は原材料価格減となり、企業業績は増益となるのが過去の日本経済でした。

産業構造転換の一例として、日産がタイに自動車工場を造り、円高メリットを享受し、日本に日産マーチを逆輸出しています。

円高となれば、輸入物価は下がり、国民経済にはプラスです。特に高齢者社会の急激な進展で、消費税はアップせざるを得ず、年金の手取りも今後減少傾向となるので、政府は円高メリットを国民に還元していくべきです。
今後も世界的人口増加で、食糧価格は上昇していきます。その意味では円高は日本経済にプラスに働きます。

最近は、デフレの節約志向に国民自体が飽きてきて、高級品も売れ始めています。その国民の消費動向を察知して、銀座三越が増床し、新装開店しました。

但し、経済の実態を知らない政府がが余計なくちばしを挟まないことです。政府が経済介入すると景気の足を引っ張ることは過去の経験で実証済みです。
数年前、耐震偽装で耐震強化を図ったために、耐震不況を引き起こしました。

現在では、派遣労働を悪と決めつけ、派遣労働に過度の規制をかけるという愚策を行い、派遣不況を起こしています。

その点、経済音痴の菅首相なら、無策で何も手を打たなければ、日本企業は努力の末、円高を克服し、日本経済は好況へと向かうでしょう。

日銀も同様です。余計な介入をしないことです。三重野日銀元総裁が極端なバブル潰しをして大不況を招いたことは、未だに日本人のトラウマとして残り、日銀史に残る最悪の愚策として語り継がれることでしょう。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

菅首相続投の理由の1つに3ヶ月で再び首相を変わるのは国際的イメージダウンに繋がるので良くないと言うことでした。

小泉首相以降、頻繁に首相が変わるのは、それだけの器のない人が首相を務めたからに他なりません。今度の菅首相は、首相の器ではないことは3ヶ月の実績を見れば一目瞭

然です。首相の器にない人を国のトップに据えること自体が最大の問題

であり、日本の不幸だと私は思っています。

首相の器でない人が自民党時代からずっと続いてきたために、現在の日本になってしまったことを国民は肝に銘じるべきと思います。

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訴えて

投稿: 福永哲雄 | 2010年9月17日 (金) 09時57分

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