「マーキュリー通信」no.1496 【「尖閣を守れ!デモ集会」に参加して】
昨日は、友人から山田元杉並市長率いる日本創新党が首題に関するデモを行う旨連絡がありました。
本日は、幸福実現党が主催して、弱腰外交の政府に抗議する為のデモ行進に私も参加しました。
新宿中央公園に国難を危惧する有志千名以上が集結し、新宿区立柏木公園までの1時間半をデモ行進しました。
デモ行進は、警察誘導の下、菅内閣、仙谷官房長官の退陣を迫るヒュプレヒコールをしながら整然と行いました。
警察官との関係も良い意味での緊張の中にも、信頼関係がありました。
最後に「お勤めご苦労様」と声をかけたら嬉しそうに応答していました。
沿道の通行人も菅内閣の弱腰外交に憤慨している気持ちが我々デモ行進にも伝わってきます。多くの人が携帯で写真を撮っていましたが、その表情は好意的でした。
又、信号待ちの車、タクシー等も手を振ったり、笑顔で対応したりしてくれ、我々を勇気づけてくれました。
産経新聞の世論調査では、菅内閣の支持率は60%台から一気に48%に急降下したと報じていましたが、デモ行進をしながら、それを肌で感じました。
何度も繰り返しますが、菅首相は、首相の器にあらず、菅首相が首相を続ける限り、このような国難は何度も起こりうることを今回の尖閣諸島事件で国民は肝に銘じるべきと考えます。
さて、中国の軍事的脅威に関しては、これまで、私の「マーキュリー通信」でも何度も取り上げてきました。
本日は、フジテレビ報道2001で尖閣諸島事件の国防上の重要性を取り上げ、遅まきながらやっとマスコミでも取り上げるようになりました。
今回の政府の措置は、以前フィリピンが南沙諸島を中国に実効支配されたケースと似ているので、日本も二の舞にならないように報道2001でも警告を発していました。
更には、日本全国の土地が中国人に二束三文で売却されている実態も取り上げていました。
現在の法律では、尖閣諸島も中国人に売却できることになっています。
尖閣諸島の近くの沖永良部島の土地も現在売りに出されているので、何らかの法的制限をかけないと、国防上重大な影響を与えることになります。
中国では、日本の国家総動員法に当たる法律が本年成立し、中国共産党政府の指令の下、在日中国人に対し、法的には民間人を突如武装市民に変えることが可能です。
従って、日本とは国家の体制が全く異なる共産党一党独裁の中国では、今後も経済的友好関係は維持しながらも、政治的リスクがあることを絶えず念頭に置きながら政治を行っていくべきことを、政府は今回の尖閣諸島事件できっかけに、早急に国防対策を講じるべきと考えます。
今回の尖閣諸島事件で、日本企業の中には、中国製品購入回避の動きが早速出てきました。
中国と取引関係のある企業の話では、短期的には経済的影響を受けている企業も結構あるようですが、中長期的には又元の鞘に収まるとの楽観的な見方が多いようです。
しかし、経済成長と軍事力を両輪に覇権主義を着実に実行する中国に対し、今後はこれまでとは違った対応策を戦略的に打っていくことの重要性を痛切に感じています。
※大人気の白木大五郎先生のユーモア川柳の新作が到着しました。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
本日の「龍馬伝」では、土佐藩の重役後藤象二郎と下士である龍馬が、大政奉還という偉業を成し遂げる為に、土佐も薩長に加わりシェイクハンズしました。
高圧的な後藤象二郎に対し一歩もひるまず身命を賭して対等な立場を勝ち取った龍馬の勇気にあっぱれです。
龍馬の爪の垢を煎じて菅首相に飲ませたいです。中国の高圧的な態度にひるまず、対等な立場の外交を貫いていれば、諸外国からも日本は見直されることが必定です。
今回の事件で、経済面でも隷属的になりかかっているので、そのことが日本の国益を守る為に重要であることを政府自ら認識して欲しいです。
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