「マーキュリー通信」no.1524【ワンポイントアップの仕事術-71「ドラッカーの成果をあげるための五つの能力」】
ピーター・ドラッカーが、『経営者の条件』として、
「成果をあげるための五つの能力」を上げています。
第一に、何に自分の時間がとられているかを知り、残されたわずかの時間を体系的に管理する。
第二に、外部の世界に対する貢献に焦点を合わせる。
第三に、強みを中心に据える。
第四に優先順位を決定し、優れた仕事が際立った成果をあげる領域に力を集中する。
第五に、成果をあげるよう意思決定を行なう。
私はこの金言に従い、最近の自分の仕事を振り返ってみました。
これまで20程度あった仕事を、最近半分に絞りつつあります。これは第1の能力に当たります。
そして、第4の優先順位を決定し、優れた仕事が際立った成果を上げる領域に力を集中しつつあります。
第2、第3では、自分の強みを発揮しつつ、外部の世界に対する貢献に焦点を合わせながら、仕事を進めています。
最後は成果を上げるよう意思決定を行うですが、その成果が現れつつあります。
このドラッカーの「成果をあげるための五つの能力」はけだし金言と言えます。
この金言を意識しながら仕事を進めると、成果が見る見るうちに出始めます。
読者の皆さんにもお薦めです。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
「ドラッカー365の金言」(ダイヤモンド社2940円)は、ドラッカーの著書の中から、厳選した金言集を毎日学べるスタイルをとっています。座右の銘としてお薦めです。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.1523【私のコミュニケーション論-91「愚痴は言葉のゴミ」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.1525 【戦慄が走る「世界皇帝をめざす男」を読んで】 »
コメント