「マーキュリー通信」no.1525 【戦慄が走る「世界皇帝をめざす男」を読んで】
最近の尖閣諸島事件で、中国の国家戦略をマスコミがやっと報道するよ
うになり、中国の脅威を日本国民は少しは理解するようになって来ました。
最近中国関係の書籍を10数冊読んでいますが、極めつきは最近緊急出版
された「世界皇帝を目指す男 習近平の本心に迫る」(大川隆法著 幸福の科学出版1360円)です。
本書は、幸福の科学大川隆法総裁が、習近平副主席の守護霊と対話するというユニークな形式をとっています。公開霊言という形をとっていますので、実際の霊界通信のやりとりをDVDで見ることもできます。
守護霊とは、ひと言で言えば、各自の潜在意識部分であり、極めて本音に近い部分です。
本書では世界皇帝を目指す習近平の本音の部分が多数語られています。
・尖閣諸島問題:温家宝首相を失脚させる為の陰謀。だから温家宝首相の焦りともとれる強気の姿勢が最近目立っています。
尖閣諸島問題は、日本を揺さぶる為の外交・軍事の訓練の場。
・これから2年間は、胡錦濤国家主席に仕えるふりをする。但し、胡錦濤国家主席は、トップの器でないが、現時点では受験生のような立場なので、じっとしている。
・世界帝国を目指し、中国を世界ナンバーワン国家にし、中国人の8割を中流階級にしたい。
中日同盟を結び、中国と日本を合併をさせたい。合併後は、天皇陛下が年1回中国に朝貢することになる。
・アフリカは中国の食糧基地にする。
その他多数の本音が語られており、戦慄が走るのを覚えながら、一気に読みました。
さて、中国は現在様々な矛盾を抱えています。
貧富の格差拡大、深刻な公害問題、バブル崩壊の危機等を乗り切れるかどうかです。
そこで次期国家主席の習近平氏の力量が問われます。
本書で、習近平氏の過去世は何と世界帝国を築いたチンギス・ハーンだと習近平氏の守護霊が告白しました。
もしそうなら上記問題を克服し、世界帝国建設も決して夢物語ではないかもしれません。
最近、幸福の科学出版から中国トップの温家宝首相の守護霊(書名:大中華帝国の野望)と胡錦濤国家主席の守護霊(書名:国家社会主義とは何か)が相次いで発刊されました。
両首脳が語っている事は、基本的には習近平氏の守護霊と似ています。
しかし、器の大きさとなるとやはり習近平氏に軍配が上がるようです。
日本が米国の属国から中国の属国になったらどこが変わるのでしょうか?
米国も終戦直後、徹底的な言論統制をしました。又、米国の政治経済社会の為に日本をさんざん利用してきた事も事実です。
しかし最大の違いは民主主義国家と共産主義一党独裁体制の違いです。
日本が中国の属国となった場合、言論弾圧が行われます。
現在でも日本のマスコミに対し、中国に都合の悪いことは余り報道できないようになっていますが、これが徹底されます。もちろんこのようなメルマガを書いたら、危険人物として刑務所行きです。
更にウィグル化、チベット、モンゴルと同様の運命を辿ることになります。つまり、学校教育から日本語が追放され、中国との同化政策がとられることになります。日本人のアイデンティティの喪失に繋がっていきます。
それが中国人の基本的な考え方であり、大中華思想の根本思想です。中国の歴代トップは、この国家戦略を着々と実行しています。
この国にとって、経済と軍事は車の両輪です。経済規模の拡大に伴い、軍事力を増強し、国家の版図を拡大していきます。
尖閣諸島問題は、太平洋国家を目指すその出口に過ぎず、次は沖縄の侵略です。と言っても、中国側では既に沖縄は台湾同様中国の領土となっています。
日本人は、もっと中国の国家戦略をしっかりと理解し、国としてどのように対処していくのか、日本も国家戦略を持つべきと、本書を読むことで更にそれを痛感しました。
ひと言で言えば、「自分の国は自分で守る」という気概です。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
菅首相の最大の功績は、トップの器でない人が首相になった時の恐ろしさを身をもって国民に実感させてくれたことです。
これまで首相は誰がやっても同じと高をくくっていましたが、そうでないことに日本国民は気づかされました。
そして、国防の重要性を認識させてくれたのも菅首相です。平和ぼけしてきた日本及び日本人に対し、いかに国を守ることの重要性を認識させてくれました。
これで少なくとも現在の日本国憲法がいかに危険であることを気づき、憲法を改正し、日本を守るという気運が高まればと思います。
そのきっかけを作ってくれる菅首相は憲法改正の陰の最大の功労者となるかもしれません。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
※明治神宮の菊
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コメント
初めてコメントさせていただきます。
お説の通り、菅内閣の、というより民主党政府のもたつきによって、日本に内在するあらゆる問題が顕在化しました。長い自民党政権時代、糊塗されてきた矛盾が一挙に噴出したのは天意なのでしょうか。
皮肉に言えば、無能な政権の大変な功績で、自民党はその責任から逃れられた、あるいは、その栄誉からはずされたのです。「もって瞑すべし」と言うべきでしょう。
霊言に現れた次期国家主席の習近平氏は、陰湿ではなく、スケールの大きさも感じましたが、日本にとって脅威の存在になるとすれば、啓蒙された国民による国策の建て直しがなければ太刀打ちできない感じがします。幸福実現党の使命は大きいですね。
投稿: 田舎のダンディ | 2010年11月14日 (日) 11時31分