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2010年11月15日 (月)

「マーキュリー通信」no.1526 【横綱白鵬の連勝63でストップ!】

                                     
大相撲の今場所の最大の話題は何と言っても白鵬の双葉山の不滅の記録

69連勝への挑戦です。後6勝まで迫ったところで、本日稀勢の里に敗れ、連勝は63でストップしました。

白鵬が稀勢の里に勝つ確率は9割以上だと思います。それが敗れるわけですから勝負の世界は分からないものです。

千代の富士の場合、53連勝で連勝がストップしましたが、敗れた相手は横綱大乃国でした。この場所大乃国は絶不調で、千秋楽に千代の富士に勝ってやっと勝ち越しという体たらくでした。

千代の富士ファンも負けるはずがないと思っていた大乃国に負けたので、大乃国に大ブーイングでした。

さて、白鵬の連勝記録はストップしましたが、多くの日本人の相撲ファンは、白鵬の連勝記録には関心があるものの、内心双葉山の不滅の記録69連勝だけは破って欲しくないという気持ちもあったものと思います。

現在の大相撲は外国人力士に乗っ取られ、その内大半がモンゴル勢ですから、稀勢の里に対しては拍手喝采だったと思います。

ところで、現在の実力で見た場合、白鵬と他の力士の力の差は、今場所の精神的な重圧を考慮しても9対1程度と圧倒的な力の差があると思います。

白鵬が双葉山の連勝記録に並ぶには初日から7連勝する必要がありますが、その確率は0.9の7乗で48%、5割弱です。

そして新記録達成の70連勝する確率は43%です。

又、今場所も全勝する確率は0.9の15乗で20%となります。いかに無敵の横綱でも全勝することが難しいかが分かります。

更に69連勝する確率は、0.9の69乗で0.07%まで下がり、現在の圧倒的強さを誇る白鵬の実力を持ってしてもいかに69連勝することが至難の業かが分かります。

場所前の私の予想は上記理論に基づき、白鵬が69連勝する確率は半々と思っていましたが、やはりその確率論通りとなりました。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

私が一番応援していた力士は稀勢の里でした。本来なら大関になっても良い逸材のはずなのに、未だに三役と幕の内上位を行ったり来たりして、ファンを裏切っています。これを弾みに、一気に大関、そして横綱まで駆け上がって欲しいと思います。それが低迷する大相撲の復活に繋がると思います。

因みに現在のひいき力士は、豊ノ島、豪栄道、稀勢の里、そして最近にわかに力をつけてきた関脇栃煌山です。

白鵬の連勝記録阻止で、日本人力士の台頭を期待して止みません。

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