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2010年12月10日 (金)

「マーキュリー通信」no.1559【「やすらかに逝く権利」を考える】

NHKクローズアップ現代で取り上げた「延命治療の拒否」を見て、「死」に関し、いろいろと考えさせられました。

田嶋華子さんは、生まれながらにして重度の心臓病を患い、最期は辛い人工透析の治療を拒否し、18歳の若さであの世へと旅立ちました。

華子さんは、ご両親に対し、「もう充分生きてきたし、自分の命は自分で決めたい。命は長さじゃないよ。どう生きていくかだよ。天国はお疲れ様の場所だよ。心があるから、怖くない。終わりだけど、終わりじゃない。パパ、ママ、自分を責めないで」と言い残し、安らかに死んでいきました。

この華子さんの言葉に多くの考えさせられることがあります。

父親は、死んだら最期と考えています。
しかし、華子さんは、「天国はお疲れ様の場所だよ。心があるから、怖くない。終わりだけど、終わりじゃない。」と応えています。

つまり、「肉体としては終わりだけれど、心があるのだから、終わりじゃない」としっかりと理解しています。そして、天国があることも分かっています。

華子さんは、「命は長さじゃないよ。どう生きていくかだよ。」と両親に教えています。

両親は華子さんの為に、一生懸命治療を施します。経済的にも精神的にもかなりの負担だったことと思います。

華子さんは両親の愛情に対し、充分感謝の意を表しています。
華子さんは、両親から愛情を与えられっぱなしのように思われます。

しかし、重度の障害者華子さんは、親に対し命の大切さと、希薄になりつつある親子関係、家族関係の重要さを体を張って伝えようとしています。

華子さんの重度障害と延命治療の拒否、安らかにあの世へと旅立とうとする権利は、死後の世界があることを華子さんのようにしっかりと理解していると、華子さんのような考え方ができます。
華子さんの延命治療の拒否、安らかなあの世へ旅立を見て、医師も延命治療だけが全てでないことを認識することが重要と考えます。

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