「マーキュリー通信」no.1589【ドラッカーに学ぶ集中する為の原則 体系的廃棄】
毎朝「ドラッカー365の金言」(上田惇夫訳、ダイヤモンド社 2940円)を読み、仕事の参考にしています。これは日めくりカレンダーを同じで、エンドレスで活用できます。
本日の金言は、「集中する為の原則」として、「生産的でなくなった過去のものを捨てること」です。
第一級の資源である人間という希少な資源を、昨日の活動から引き上げ、明日の機会に充てなければならない。
意識して体系的に廃棄しなければ、組織は次から次へと仕事に追われる。
あまりに僅かな企業しか昨日を捨てていない。
あまりにも僅かな企業しか明日の為に必要な資源を手にしていない。
これがドラッカーの有名な「体系的な廃棄」です。
私自身、昨年末に机周りをかなり整理し、不要と思われるファイルを破棄しました。
これは同時に仕事の整理も意味します。「生産的でなくなった過去のものを捨てること」を意味します。
又、ファイリング方法も一部変更しました。
これにより本箱がすっきりし、机上及び机周りの使い勝手が格段に良くなりました。
本箱がすっきりすると頭の中もすっきりしてきます。その結果、仕事が俄然はかどってきます。そして、時間の使い方にも余裕が出てきます。
一方で、新しい商材も持ち込まれ、今年はそちらにも時間を使っていきます。
又、新しい仕掛けも考え、それを実践することで、頭の中で考えていたことが実現可能なのかどうかもチェックしていきます。
本日のドラッカーの金言は実に重みがあり、これを実践するだけで目に見えて成果が出てくるので納得しています。
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