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2011年1月23日 (日)

「マーキュリー通信」no.1604【天才の出現は自分の産まれた年に大きく影響される!】

私の蔵書の1つに友人知人から良書を紹介され、それを読むことも多いです。
今回は大阪の経営コンサルタント砂田社長から「天才 成功する人々の法則」(マルコム・グラッドウェル 勝間和代訳 講談社 1785円)を一押しの書籍の1つとして紹介されたので早速読んでみました。

著者のマルコム・グラッドウェルは、天才は生まれた年にも大きく影響されることを調査の結果分かったと書いています。

例えばマイクロソフトを創業したビル・ゲイツは1955年生まれ。
ビル・ゲイツが20歳の年の1975年1月はパソコン時代の幕開けの年でした。
ビル・ゲイツの生まれた年がもっと遅くても、早くてもこのチャンスをゲットできなかったかもしれません。

歳が若ければ、パソコン時代の幕開けを認識するには早かったかもしれません。また、もっと歳がいっていれば、頭が固くなって、この時代の流れに気づいていなかったかもしれません。

アップルの創業者スティーブ・ジョブズも同じ1955年生まれです。
この1955年前後にはIT業界を代表するそうそうたるメンバーが出現しています。

1975年といえば私は26歳の年。三井物産の鉄鋼建材部に異動し、いよいよ総合商社の営業マンとして活躍する時が来たので、希望に胸を膨らませていた頃です。
パソコン時代の幕開けの年というフレーズは私の頭の片隅にもありませんでした。
私が情報産業部門に異動したのが1986年11月でしたが、その頃やっと個人的にNECのパソコンを株式投資用に使い始めた頃でした。

私自身一橋大学ではマーケティングを専攻し、卒論には「消費者行動の理論及びそのコンピュータシミュレーション」と題して、富士通のコンピュータ(FACOM230-25)を駆使していたくらいですから、時代とタイミングにより、IT業界に身を投じていたかもしれません。

因みに就職志望先として、三井物産以外にIBMも候補の1つでした。仮にIBMに就職していたとしても、ビル・ゲイツのような発想は浮かばないし、起業することなど思いもよらなかったことでしょう。

本書は、自分の人生を振り返る時、時代の流れとか、その時自分はどのような人生を歩んでいたかで大きな影響を受けることを認識するのに良い本でした。

本書には、日本の小学生は米国の小学生と比べ、算数を学ぶ際に大きなハンデをもらっている。このハンデの差が少年期まで続くと書いていることが大変興味深かったです。

英語で数字を数える際には、

one,two,three,four,five,six,seven,eight,nine,tenと習います。スペルを覚えるのも大変ですよね。

続いて10の位の数字を覚えるのに、英語では

eleven,twelve,thirteen,fourteen,fifteen,sixteen,seventeen,eighteen,nineteenとなります。日本語では、十に一を加えて、十一でよく、後はそのまま十二、十三と規則正しく覚えればよいので非常に簡単です。もし日本語が英語と同様だとしたら十一は一の十、十には二の十、十三は三の十と覚えることになり、非常に覚えづらいです。

英語では、20以上になって初めてこの法則が成り立ちます。
twenty-one,twente-two・・・

この不規則な数字の覚え方がある為に、米国の小学生は足し算、引き算、掛け算、割り算を覚えるのが日本の小学生より2年ほどは遅れるそうです。九九を覚えるのも大変です。

それから各種数字を覚えるのも大変です。

小学生の頃、歴史で平安遷都の年を「鳴くよウグイス平安京」と覚え、今でも覚えています。
ところが、英語ではこのような覚え方はできません。

電話番号等もよく語呂で覚えました。

その国の言語も天才輩出に影響していることを本書を通じ学びました。その他いろいろと本書から学びを得ましたことを紹介者の砂田社長には感謝です。

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